全日本F3000

F3000予選1回目ノート

 シビックの予選中に上がった雨は、F3000の予選中ついに落ちて来る事はな
く、最後の15分間で全員がスリックでアタック。その中で2位に約1.5秒の差をつけ
た25番ロス・チーバーが暫定ポールを獲得した。
 午後の降水確率が午前中のそれよりも高いという予想があるため、午前中でタイム
を出そうとすることが予想されている。
 予選が開始され、飛び出した数台のマシンがタイムを計測する前に、いきなり2番
伊藤がテグナの最初のコーナーでストップ。赤旗が掲示された。
 9分後、ようやくグリーンとなり、あらためて予選がスタート。
 まずはピットから真っ先に飛び出して行った19番星野が2分5秒286を記録。すぐ
に8番アピチェラが2分3秒698、7番高橋国光2分1秒838とタイムを更新して行
く。
 予選終了50分前の順位は、7番高橋2分1秒838、21番ラッツェンバーガー、28
番カーカッシ、5番クロスノフ、36番関谷、8番アピチェラ。
 その直後、38番田中が2分1秒310を記録。続いて19番星野が初めて1分台に入
り、1分59秒336を叩き出す。しかしコースコンディションは急速によくなってきて
いるらしく、5番クロスノフが1分58秒818を、直後に61番ダニエルソンが1分58秒
538と出す。
 予選終了45分前、25番チーバーが1分57秒214を出し、他を引き離した。
 このころ19番星野はピットイン、エンジンカウルを開け作業が行われる。エンジン
の問題発生か?
 終了42分前、11番アーバインが1分56秒186を出した。ここで5番クロスノフがス
プーンでスロー走行。そのままコース脇のグリーンにマシンを止めた。
 終了40分前の順位は、11番アーバイン1分56秒186、7番高橋、28番カーカッシ、
61番ダニエルソン、20番スコット、5番クロスノフ。
 終了38分前、7番高橋が1分55秒910を出し、トップへ。14番影山も1分56秒031で
2位に浮上。
 終了36分前、8番アピチェラが1分54秒109を出した。ここで19番星野がスプーン
でストップ。しばらくマシンを止めていたが、オフシャルに押し出されて再スタート
を切った。
 終了34分前、21番ラッツェンバーガーが1分53秒975を出す。19番星野はピットイ
ン。簡単なチェック後に再ピットアウト。
 終了32分前、21番ラッツェンバーガーがさらにタイムを更新し、1分53秒090。
 終了30分前の順位は、21番ラッツェンバーガー1分53秒090、25番チーバー、8番
アピチェラ、88番中谷、61番ダニエルソン、10番フレンツェン。
 終了29分前、7番高橋1分51秒595でトップに躍り出る。25番チーバーも3位に浮
上。
 7番高橋はさらに次の周、1分51秒514とタイムを更新。スタンドで歓声が上がっ
た。
 ここで8番アピチェラがデグナー先の立体交差前でグリーンに自らコースアウト。
リタイヤへ。
 19番星野がついにタイヤをスリックに交換。他のチームもこれに追随する。
 終了23分前、20番スコット1分51秒672を出し2位へ。さらに次の周、1分49分811
を叩き出し一気にトップを奪った。
 終了20分前の順位は、20番スコット1分49分811、7番高橋、88番中谷、21番ラッ
ツェンバーガー、28番カーカッシ、25番チーバー。
 終了17分前、勢いあまったか26番石川、1コーナーで大きくコースアウト。タイヤ
バリアにクラッシュ!!
 終了15分前、17番リードが1分51秒881を出し3位に上がって来る。また28番カー
カッシが1分51秒314で2位に浮上。
 終了14分前、19番星野が1分51秒396で3位に。だがすぐに21番ラッツェンバー
ガーが1分51秒021で2位に、36番関谷が1分51秒046で3位に上がってきた。
 終了13分前、61番ダニエルソンがついに40秒台に突入、1分49秒927でトップに。
また20番スコットが1分49秒811で2位に、7番高橋が1分49秒965で3位に上がる。
 終了10分前野順位は、61番ダニエルソン1分51秒046、20番スコット、7番高橋、
21番ラッツェンバーガー、36番関谷、3番金石。
 ストレートで38番田中がエンジンをばらつかせながらスロー走行。
 終了9分前、3番金石1分50秒644を出し4位に。だがここで25番チーバーが1分46
秒700という驚異的なタイムを出し、トップを奪った!!
 終了6分前、10番フレンツェンが1分49秒006で4位に。14番影山がコースアウト。
 終了5分前、28番カーカッシが1分48分650を出し、2位に浮上。
 終了3分前、ヘアピンで7番高橋がスピン。しかしすぐにコースに復帰し、タイム
トライアルを続ける。20番スコットが1分47秒706で2位に、11番アーバインが1分48
秒636で3位に。
 終了2分前、21番ラッツェンバーガーが1分47秒393を出し、2位に。しかしすぐ
に61番ダニエルソンが1分46秒915でその2位の座を奪う。
 終了1分前、満を持して4分前にコースインしていた25番チーバーが、1分45秒
445を叩き出しだめを押した。
 ここでタイムアップ、午後の予選に戦いの場は移って行った。
         レポート:山川 順治/PEE00630
           掲載:大西 良徳/SGB01141


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