《TOM'S:全日本 F3000 ニュース》 10月17日(日) 【第10戦:INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL】 天 候:曇リ/晴れ 路面:ドライ 観客数:66,500人 サーキット:富士スピードウェイ ************************************************************************ 野田英樹、14のポジションアップで健闘!! --------------------- (予選23位/決勝19位) ☆ 1993年全日本 F3000選手権シリーズも残すところあと2戦となったが、今回 TOM’Sは国際 F3000をTOM’S-GBで戦ってきた野田英樹による出場 となり、先週末のフランス、ノガロで行なわれた最終戦を終えて帰国した野田 は初出場となる全日本 F3000選手権で周囲の注目を集めていた。 ・ 決勝日の朝は、昨日から降り続いた雨が残ったが、9時頃から上がり始め、 フリー走行の開始される頃には晴れ間も見え始め、コース上には水が残るもの の好天となってきた。 ハーフウェットで開始されたフリー走行は、すぐにドライへと変わり、各車 スリックタイヤに履き替えてレースへ向けての最終調整が行なわれた。 ・ オンタイムで迎えた決勝レースであったが、フォーメーションラップを終えた 車両がグリッドに着いたとき、ストール車により赤旗中断となり、スタート進行 が再度行われ、レースは1周減算の44ラップで行われることとなった。 14時09分、スタートが切られた。 オープニングラップで早くも2台の車両が戦列を離れ、そして3ラップ目にポー ルシッターの11番アーバインに代わって19番星野がトップに立ち、19番星野、 11番アーバイン、8番アピチェッラ、20番スコット、61番ダニエルソンのオー ダーで周回する。 この時点で36番野田は19番手まで上がり、その後16位、14位、12位と着実に ポジションアップをはかり、33ラップ目にはついに9番手となった。 そして前を走行する3番金石を捕らえんばかりに果敢に追い上げたが、レース も残すところあとわずか3周というところで、36番野田の車両はストップして しまった。 ・ 結果的には惜しくも19位に終わるが、予選23番手と後方のグリッドから、レー ス中9位までと、まさに14ものポジションアップをはかる大健闘を見せた野田 英樹は、次回11月に鈴鹿サーキットで行われる全日本 F3000選手権の最終戦で は、国際 F3000でお馴染みのゼッケン30番を使用して関谷正徳(36番)と共に 出場することが決定している。 最終戦での両者の活躍に、ぜひとも期待したい! ※ リザルト省略 提供:(株)TOM'S テクニカルセンター * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *