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PR :NISSEKI 菅生リリース 11/3

        全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権
        NISSEKIレーシングチーム予選レポート
  第7戦 SUGO INTER 500mileレース(スポーツランドSUGO)
●ジョージ・フーシェ/スチーブン・アンドスカー組 ポルシェ962C 1分14秒173 予選13位
<マシン>
●SUGOのコースレイアウトを考慮して、エンジンのレスポンスを向上させるため
 ターボチャージャーの排気側と吸気側の特性の組み合わせを変更。また、両サイド
 にフィンを追加、2段式にした高ダウンフォース型のフロントカウルを準備した。
 リアカウルのオイルクーラー用NACAダクトに導風板を追加。
  金曜日の公式練習では午前中ウェイストゲートが不調だったため、調整。午後は
 タイヤ、燃費、ブーストの状況をそれぞれチェックした。
<公式予選>
●シリーズ第7戦の公式予選はドライコンディションで行われた。チームは、午前中に
 高ダウンフォース型のフロントカウルを選択、タイムアタックにかかった。
 まずアンドスカーがマシンの調整を行い、フーシェにステアリングを託した。フー
 シェは1分14秒173を記録、13位につけた。
 午後、チームは決勝レース用セッティングに取りかかり、フルタンクで連続32周に
 及ぶ走行を行った。ドライバーはアンドスカー。ラップタイムは17秒強であった。
  なお、セッション終了後、先週の水曜日に27歳の誕生日を迎えたアンドスカーを
 祝福するパーティーがパドックでおこなわれた。
★予選後のコメント
*ジョージ・フーシェ:「自分としてはポルシェのベストは尽くしたつもりだ。ただ
 タイムアタックと言ってもコンマ何秒縮めたって意味はないから、敢えて無理はしな
 かった。明日は、とにかくフィニッシュすることが自分達の課題だと思っている。
 自分のペースはもうつかんだ。けれど、明日の決勝がどんなペースでうごくのか予想
 もつかないからね。我々としてはじっくり走って、上位が潰れるのを待つ作戦をとる
 ことになるだろう。」
*スティーブン・アンドスカー:「誕生日の祝福にはひどく驚かされたよ。誰も覚え
 ちゃいないと思っていたから。26歳の1年は、ほとんどを日本で過ごした。今の
 チームと共にレースをする事ができて、嬉しい1年だった。
  午後のセッションは僕が担当したんだが、それまで感じなかったハンドリングの
 不調が発生した。今、みんなで原因を追求していることろだ」
*人見監督:「いつものようにポルシェとしてのベストを尽くしただけです。午前中
 は高ダウンフォースのカウルを使ってタイムアタックをさせたけれど、敢えて無理は
 させなかった。我々としては決勝でどんな作戦をとって戦うか、の方が重要ですから
 ね。問題は決勝の戦略ですよ」
                          1991年11月3日
                  NISSEKIモータースポーツ事務局
 /E


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