プレスリリース 鈴鹿F3000合同テスト 8月26日・27日 鈴鹿サーキット コンディション:26日 曇>>晴 ドライ 27日 曇>>曇 ドライ JSPC鈴鹿1000kmレースの終わったばかりの鈴鹿サーキットにおいて、今 度は昨日と今日、F3000合同テストが行われた。 なお、チーム・レイトンの関谷正徳を含め、今回の合同テストに参加した多くのド ライバーは8月上旬から富士でのF3000レース、筑波グループA、鈴鹿1000 kmへ出場し、今回の鈴鹿合同テストを迎えている。そして、今週末には西仙台グルー プAがあり、来週末は富士でF3000の第8戦富士が開催される・・・。 今回のテストに向けて、チーム・レイトンでは関谷正徳にローラT90/50、田 中実にはラルトRT23を用意。9月末に行われるここ鈴鹿でのF3000第9戦に 向けて、積極的なデータ取りを行った。ちなみに、今回のテストはシケインが改装さ れた鈴鹿サーキットでの初めてのF3000での走行ということもあり、どのチーム も「鈴鹿セッティング」の見直しが必須の課題となっている。 なお、今回の合同テストではヒーローズ・レーシングの片山右京、サンテック・レー シングのジェフ・クロスノフ、ステラ・インターナショナルの影山正彦、そしてフナ キ・レーシングの和田久がローラT91/50をテストし、また、童夢の古谷直広は DOME F102をトライするなど、残り4戦となった選手権終盤に向けて、各チー ムともニュー・シャーシの熟成を進めるところも出てきた。これにより、次戦鈴鹿で はローラT91/50のユーザーもかなり増えてくることが予想される。 こような状況の中で、2日間で合計11時間のテストを走りきった関谷正徳は、数々 のセッティングをトライしてローラT90/50の熟成を大幅に進め、どのようなコ ンディションの中でも常にトップ・グループをキープする走りを見せ、最終的には2 日間の総合トップ・タイムをマークするに至った。一方、チーム・メートの田中実は 初日に電装系のトラブルが出てタイム・ロスを喫したものの、2日目は大きなトラブ ルもなく走り続け、パフォーマンスを向上させた。 関谷 正徳 「今回は、全くトラブル・フリーでテストが終わった。結果には満足しているよ。ニュ ー・シケイン?特に、気にはならないよ。どんなセッティングでも合わせられるまで にマシンが進歩したからね。今までの鈴鹿とは違うレースができると思う。実は、2 日目の朝、エンジンがちょっとタイトになってしまったんで、無理を言って午後まで にエンジンを換装してもらったんだ。メカニックが良くやってくれて、午後のセッショ ンには全く問題がなかった。トップ・タイムもそのおかげだよ。」 田中 実 「特別に何がどう変わったということはないけれど、マシンは常に進歩しているよ。 初日にエンジンが走行中に突然止まってしまって2日間とも貴重な時間をロスしてし まったけど、それ以外は問題はなかった。レース・セッティングも進んでいるよ。」 提供:チームレイトン