COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 全日本F3000選手権第4戦 決勝 最前列スタートも、ギアトラブルで1周もできず  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1992年5月24日 鈴鹿サーキット 観客:60,000人 天気:晴 コース:ドライ 気温:26゚C 路面:38゚C 5月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた日本F3000選手権第4戦の決勝レー スで、COSMO OIL RACING TEAM CERUMOのエディ・アーバインは、予選で2位の好ポジ ションを得たものの、スタート直後にミッションが壊れスタートすることができずリ タイアした。 予選を2位と好位置を確保したアーバインは、朝の練習走行で決勝セッティングの 詰めを行い、タイムも3番手と決勝レースも期待された。 しかし、決勝レースでは、スタート直後にアーバインがギアを1速に入れたその時、 ギアが壊れてしまった。まったく動けない状態のアーバインのマシンに、後続のマシ ンが追突、マシンはウォールにクラッシュしてしまった。このため、マシンは後部を 大きく破損し走行不能となり、アーバインは1周もせずにリタイアとなってしまった。 幸いにも、アーバインに怪我はなかった。 レースは27周目に、小河選手が1コーナーでマシンを大破するクラッシュに遭遇し たため、安全上の配慮から中断となった。結局、レースはこの時点で中止となり、26 周終了時点の結果をもって終了となった。 ◆アーバイン選手のコメント スタートしようとして、1速にギアを入れた途端にガツンときてマシンが動 かなくなったんだ。予選でいいところにつけただけに、本当に残念だよ。次 のレースでは、気分を改めて、また全力で挑むよ。 ◆チーム監督のコメント ギアのトラブルの原因はまだ分かっていません。しかし、きっちりと対策を するつもりです。次は昨年もいい結果の出ているオートポリスですので、今 度こそきっちり行きますよ。 ◆記録 No.11 エディ・アーバイン コスモオイル ローラT92無限 DL 決勝 0周 リタイア