MAZDASPEED INFORMATION 平成3年7月20日 全日本富士500マイルレース 公式予選結果 ハーバート、ガショー組のマツダ787Bは9位 従野、寺田組は11位 7月20日に開催された全日本スポーツプロトタイプカー耐久レース選手権第3戦 「全日本富士500マイルレース」公式予選に(株)マツダスピードから出場したマ ツダ787Bとマツダ787の予選結果は以下の通り(略)。天候は曇り、気温は最 高24度C、湿度は88%であった。 カーNo.201「レナウン・マツダ787B」は、1回目の公式予選はドライバーの完 熟を行った後、J.ハーバートがタイムアタックすることになっていた。前日の公開 練習では十分な走行ができなかったにもかかわらず、J.ハーバート、B.ガショー の2名はすぐに予選仕様のセッティングに慣れ、ともに1分21秒台のタイムでコン スタントに走行した。ハーバートのタイムアタックの結果は、1分19秒831で、 13台の参加車中9位であった。午後に行われた2回目の予選では、決勝レース用の セッティングを煮詰めた。1回目の予選よりリアスタビライザーを強め、操縦性がベ ストの状態になったので予選終了間際に再度エンジン・コンピューターとタイヤを予 選用に交換し、タイムアタックを試みたが、エンジンの吹け上がりが悪く、ベストラッ プを更新することはできなかった。エンジン・コンピューターのマッチングが良くな かったものと考えられる。B.ガショーは、「このレースは我々にとって条件がよい とは言えないので、勝つことはたやすくないと思う。しかし、ベストを尽くしたい。 レースが楽しみです。」とコメントした。 従野孝司、寺田陽次朗のドライブするカーNo.202は、1回目、2回目の公式予選を 通して決勝レース用のシャシーのセッティングを重点的に行った。2回目の予選終了 直前に1回だけ予選用のタイヤを使い従野がタイムアタック。1分21秒272のタ イムで11位の記録であった。 7月21日の決勝レースは、カーNo.201はJ.ハーバートが、カーNo.202は従 野がスタートドライバーをつとめる。 提供:マツダスピード