Formula Nippon

チームセルモ FN-6 決勝レポート

TEAM CERUMO RACE REPORT

1997年度全日本選手権フォーミュラニッポン 第6戦
    富士スピードウェイ(静岡県)

8月31日(日)天候:晴れ コンディション:ドライ
      観客動員:41,300人(主催者発表)
      決勝レース 14:00~(45 Laps)

ゼッケン11 光貞秀俊 LOLA T96-52 59'41"323 3位

スタート直前、予選5位を獲得した#20影山のマシンがピットに戻され光貞
の斜め前が空席のまま、スケジュール通りにスタート。シグナルが赤からグ
リーンに変わり全車きれいにスタートをきった。我々チームセルモの光貞は
1コーナーまでにポジションを1つ落とし7位でコーナー通過。そのままの
ポジションで1周目のストレートを帰ってきた。序盤は前を行く#55金石を1
秒~2秒の射程圏内差で様子を見ていた。9周目の1コーナーで3位争いを
していた#64高木と#19黒澤が絡みそのままリタイヤとなってから金石との差
をどんどん詰めていき、21周目の1コーナーでついに金石をパス。2位の#1
フォンタナを追う。その時点での差は10秒28で残り周回数は24周。追い上げ
は離しいかと思われたその差はドンドン詰まっていき、ついに37周が終了し
た時点での差は1秒。フォンタナを射程圏内に捕えた。40周目の1コーナー
でアウトからフォンタナを攻めるが抜くには至らず。その徴、何度もフォン
タナに仕掛けるが、フォンタナも譲らず、結局0.228秒の僅差で3位のまま
チェッカーフラッグを受けた。
レースの結果は、ポールポジションからスタートした#9ペド口・デ・ラ・ロ
サがその座を一度も脅かされることなく、2位以下に約20秒の差をつけて優
勝。2位には光貞とのファイトを制した#1N.フォンタナが、3位には我々
チームセルモの#11光貞秀俊が各々入った。

チーム代表 佐藤正幸
『今回は光貞の頑張りが我々にも見えたレースだったと思う。結果としては
3位だが中味のある順位だと思うのでチームのスタッフと光貞にはご苦労さ
んと言いたい。次回の美祢は、5月のレースで不完全燃焼しているので何と
かよい結果を望みたいと思います。』

光貞秀俊
『もう少しで一つ上のポジションを獲得できたのに、スッゴク悔しいです。
でも前回の事もあるので結果が出せて良かったです。それから今回のレース
では以前から自分の課題として持っていた部分が改善出来たのが自分でも分
かったので結果はともかく内容的には満足しています。次回の美祢はさらに
上の結果を目指して頑張ります。』


資料提供:株式会社セルモ



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース