SUPER GT

SUPER GT第8戦鈴鹿フリー走行 トップタイムは#6エッソスープラ

051106_02スーパーGT第8戦の決勝前フリー走行が11月6日、鈴鹿サーキットで行われ、#6エッソウルトラフロースープラ、#27ディレクシブADVAN 320Rがそれぞれクラストップタイムを記録した。

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは、昨日の好天が嘘のように朝から分厚い雲が垂れ込めている。予報では午後から弱い雨が降ってくるようだ。
そのためフリー走行の開始を前にウェット宣言が出され、それと同時にメインストレート周辺でも時折雨粒が落ちてくるようになった。しかし路面はまだドライタイヤで走れる状態だ。

初めにトップタイムを出したのは#18TAKATA NSX。それを昨日の予選一回目でタイム抹消の憂き目に会った#39デンソーサードスープラGTが上回る。さらにセッション半ばには予選開始早々にクラッシュを喫してタイム計測すら出来なかった#12カルソニックZがトップに立った。
昨日一日を棒に振った彼らもまだ諦めずに決勝での逆転を狙っているようだ。
決勝出走はドクターの診断次第、とされている井出有治も好タイムを連発しているが、クルマを降りてくる姿はいかにも辛そうだ。
結局チェッカーが出された直後に#6エッソスープラの脇阪寿一が1分56秒533を叩き出してトップに立ち、30分のフリー走行は終了した。
ランキングトップの#8ARTA NSXは11番手。昨日デフの不調に苦しんだ#36トムススープラはここでも15番手と元気がない。

GT300クラスでは、今年1年GP2で活躍した吉本大樹の加入した#27ヴィーマックが2分6秒151でトップ。2番手には100kgのハンデを背負った#0 NSXがつけている。
ポールシッターの#31はクラス6番手。
一方ランキングトップの#30レクリスMR-Sは最下位タイムだ。こちらは75kgのウェイトハンデに苦しんでいるようだ。

2005シーズン最後の決勝は、今日午後2時より、52周で争われる。

(Text:末廣和久  Photo:Keiichiro TAKESHITA)



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