SUPER GT 第6戦
「FUJI GT 300KM RACE」
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■開催月日:2005年9月24-25日
■開催場所:富士スピードウェイ
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ
15台抜きの9位でポイント獲得
SUPER GT第6戦は、9月24~25日富士スピードウェイにおいて開催された。GT300出走25台中24位とほぼ最後尾からスタートした小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、アクシデントを避けながら粘り強い走りを見せて9位でフィニッシュ。
連続完走記録を13に伸ばしてセパン以来のポイントを獲得。第7戦オートポリスに向け、収穫の多いレースとなった。
24日の公式予選日、予選1回目は10時20分からの20分間がGT300の専有走行枠。チームはまず小林をコースインさせて基準タイムをクリアした。ところが小林の走行中にギヤが4速に入らないというトラブルが発生。谷川もコースインするが小林のタイムを上回れない。急きょガレージではミッション交換が行われることになった。
11時からGT300/GT500の混走枠、#77インプレッサがコースインしたのは残り5分の段階だった。谷川は残りわずかの時間で落ち着いてアタックを開始。そして渾身のアタックで1周して1分44秒353のタイムで17位につけたところでタイムアップとなった。
しかし予選2回目のセッションで小林が他車両と接触。相手がスピンをしてしまったために、危険走行として予選のベストタイム抹消というペナルティが取られた。ドライバーの事情聴取もなく、さらにスピンした相手のドライバーも首をかしげるような判定だったが、結局判定は覆らず予選順位は24位に落ちることになった。
25日決勝日、レースは14時9分にスタートした。スターターは小林で1周目は19位で通過。さらに7周終了時点では15位までポジションを上げて、この時点で10台抜き。さらに22周目には13位に上がった。
小林は10位までポジションを上げて30周でピットイン。谷川をコースへ送り出した。
谷川は12位でコース復帰。40周でほとんどの車両がルーティーンピットを済ませると、谷川は10位にまでポジションを上げていた。さらに前を行く#87ランボルギーニとの距離をジワジワと詰めていった。
しかし、速いベストラップを刻むと、次のオートポリス戦のときに性能調整が行われてリストリクター径が1ランク狭められてしまう。
谷川はその指示をしっかり守ってステディにドライブを続けた。終盤の55周目に7位を走行していた#7 RX-7がマシントラブルでストップ。これで9位に上がった谷川は、13戦連続完走を遂げてゴール。決勝レースをほぼ予定どおりに進めることができ、次のオートポリス戦を少しでも有利に戦うにために収穫の多いレースとなった。
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Text: © スバルテクニカインターナショナル