SUPER GT

SUPER GT第2戦富士 SUBARU MOTORSPORTS EXPRESS

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
<<<<< SUBARU MOTORSPORT EXPRESS >>>>>
2005/04/28号 Vol.422
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

SUPER GT 第2戦
「FUJI GT 500km RACE」 事前情報

■開催月日:2005年5月3-4日
■開催場所:富士スピードウェイ


◇シリーズ最長となる500kmレースは、粘りの走りで表彰台を狙う

 ゴールデンウィーク真っ只中、1年半にもわたる改修を受け、生まれ変わった富士スピードウェイにて、こけら落としとなるビッグイベントが開催される。SUPER GT第2戦はシリーズで最も走行距離の長い500kmレースとして開催。CUSCO RACINGは、小林且雄/谷川達也組のクスコスバルADVANインプレッサでGT300クラスに参戦する。

 富士スピードウェイは、世界でも有数の1.5kmにもわたるホームストレートを残し以前のレイアウトを踏襲しながら、全く異なるサーキットに生まれ変わった。特に変わった部分はコース後半の上りのテクニカルセクションだ。以前のBコーナーの場所に設けられたシケインから最終コーナーにかけての部分が非常に難しくなった。特にシケインでは追い越しができず、左のヴィッツコーナーは逆バンク状態でクリッピングポイントが見えない。さらに最終コーナーであるパナソニックコーナーも大回りを強いられる。コーナーからの脱出スピードが遅くなったためにストレートスピードは遅くなったがそれでもGT300クラス車両でも250km/hをオーバーする。

 ストレートエンドの第1コーナーはV字コーナーとなり、以前のように車両が並んで進入することは難しくなった。したがって手前のブレーキ合戦は見ものとなる。1コーナーを下った先のコカ・コーラコーナーはハイスピードのコーナーに変わった。さらに、チャレンジングなセクションは続き、100Rはもうひとつの抜きどころとなる。

 低重心の水平対向エンジンを搭載し回頭性に優れたインプレッサが、その性能を発揮するのは最終セクション。なかなか抜きどころのない場所ではあるが、チェックしておきたい。ここはライン取りが難しく、どのドライバーもベストなラインを探している状態なので、接触すれすれでスリリングなバトルも展開されそうだ。

 今回は500kmレースであるため、どのチームも2回のピット作業が行われる予定。どのタイミングでピット作業となるのか、ドライバーの交代があるのか、などピットワークもチェックしておきたい。コンスタントラップを守りながら、じわじわとポジションを上げるのが得意なインプレッサだけに、長丁場となるレースは大きなチャンスでもある。ふたりのドライバー、そしてチームワークに期待したい。

 なおグランドスタンド裏のイベントスペースでは、555台の限定発売ながら既に完売となった「インプレッサS203」、そして「LEGACY 3.0R spec.B Tuned by STI」を展示。「インプレッサS203」は、デモランも披露する予定。

■谷川達也選手

 「以前の富士と比べると難しいコースですが、新しいサーキットと思えば難しいなりにやりがいがあります。特に前半部分はハイスピードでチャレンジングで面白いですね。5月は気温も上がるのでタイヤに厳しくなるでしょう。いつものように気がつけばポイント圏内を走っているようなレースをして、ひとつでも多くのポイントを取りたいです。完走記録も更新しますよ!」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース