スーパー耐久

S耐:第3戦富士フリー走行 ST-Xクラス星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSANがトップタイム

 スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は27日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で決勝をにらんでのフリー走行を行い、ST-Xクラス、星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSANがトップタイムを記録した。

 決勝日を向かえた富士スピードウェイは早朝から厚い雲に覆われ、時折、薄日が差す蒸し暑い中、午前8時30分より20分間のフリー走行が行われた。

st_r03_f-81  総合のトップタイムを記録したのはST-Xクラス、星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSAN。星野、青木とつなぎ、昨日86/BRZでも優勝し、乗っている青木が1分41秒913と2位以下を1秒以上ちぎるタイムで決勝へ向けて上々の滑り出しとなった。

st_r03_f-51  ST-1クラスはポールシッター、坂本祐也 /池田大祐/石原将光/余郷敦組のDiamango BMW Z4がここでもトップタイム。

st_r03_f-6  ST-2クラスは冨桝朋広/菊地靖組の新菱オート DIXCELエボⅨがトップタイムだったが、ポールシッター、大澤学/吉田寿博/松田晃司組のSTURM・MOTUL・EDインプレッサはブレーキトラブルのためピットロード入り口でストップ。決勝に向けて一抹の不安を残すこととなった。

st_r03_f-15  ST-3クラスは昨日の予選で7位と振るわなかった長島正明/田中徹/田中哲也/古谷直広組の岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34がトップタイム。

st_r03_f-86  ST-4クラスは実績のあるドライバーを揃えた蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組のGAZOO Racing SPIRIT 86がトップタイム。予選4位から決勝での優勝を狙う。

st_r03_f-2 、ST-5クラスは予選3位の山下潤一郎/山田英二組のホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEXがトップタイムを記録した。

 レースはこのあと午前11時から決勝スタート。7時間後の午後6位ゴールだが、天候は下り坂。午後6時の降水確率90%の予報が出ており、終盤雨が落ちれば波乱含みの展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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