SUPER FORMULA

SF:第2戦オートポリスフリー走行1回目 今季初登場のアンドレ・ロッテラーが挨拶代わりのトップタイム!

 スーパーフォーミュラ第2戦が大分県のオートポリスで開幕した。降り始めた雨のなか、9時30分より1時間にわたって行われたフリー走行ではWEC参戦のため初戦を欠場したアンドレ・ロッテラー(トムス)がトップタイムを記録した。

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 今年もスーパーフォーミュラは九州にやってきた。前身のフォーミュラ・ニッポンを含めて、ここオートポリスで開催されるのは通算6回目。第1回は2006年に閉鎖されたMINEサーキットの代替戦として行われ、松田次生が優勝した。2年のブランクをおいて2009年より連続して開催されている。その後のウィナーは、小暮卓史、アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴。そして昨年は塚越広大が優勝している。エンジン対決ではトヨタ3勝、ホンダ2勝となっている。

 9時30分より降り始めた雨の中、ウェット宣言が出され1時間のフリー走行が始まった。

 フリー走行は序盤から、WECに出場したため第1戦を欠場したアンドレ・ロッテラー(トムス)、ロイック・デュバル(ルマン)の2人が好調。ロッテラーが1分39秒660でトップに立つと、2位にはデュバルが付ける。

 開始18分、この2人に割って入ってきたのが平手晃平(セルモ・インギング)だったがその後コースアウトして後退。代わって2位には山本尚貴が食い込んできた。

 その後、ロッテラーが27分過ぎに1分39秒208までタイプアップすると、中盤過ぎには山本がこれを逆転して1分38秒935をたたき出しトップに浮上。

 さらに松田次生(インパル)が2位に食い込むも次の周、セクター1で最速タイムを出してトップを狙うもクラッシュ。このため赤旗が提示されたが松田のマシンのダメージは少ない模様。

 残り数分で再開されたが、ロッテラーは負けじと1分38秒800でトップを奪い返すと、そのタイムを1分38秒556まで縮め、フリー走行をトップで締めくくった。

 2位には山本が入り、3位にはクラッシュした松田。4位がディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(トムス)、5位が今季復調の小暮卓史(ナカジマ)、6位がデュバルという結果となった。

 期待のルーキー平川亮(ルマン)は雨のためか振るわず、14位に沈んだ。

 ポールポジションを争う公式予選は本日、14時25分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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