S-FJの予選と決勝レースが3月31日(日)、鈴鹿サーキットで行われた。
公式予選は直前に大粒の雨が降り、全車が緊張の中、予選のアタックに入り、開幕戦で2位の表彰台を獲得した、石坂瑞基が初のPPを獲得した。2番手には飯田有希、3番手には佐藤駿介が入った。
PPを獲得した石坂瑞基のコメント「予選は雨でしたが、セッティングが合っていてドライブの様な感覚でタイムを刻みPPを獲得出来ました」
午後からの決勝レースはほぼドライコンディションとなり全車スリックタイヤで14周のレースがスタートした。
レース中は石坂瑞稀と飯田有希の2台が他車より1秒速いペースで周回し、FLをお互いに出し合うレースの展開になり、飯田も最後まで石坂について行ったが、石坂がコンマ2秒差で初優勝、2位には惜しくも飯田が入った。
3位争いは激しいレースが繰り広げられ大宮嘉信が3位表彰台を獲得した。7番手スタートの嶋田誠はスタートでフロントウイングを痛めた状態でレースをし、最終ラップに4位上がりチェッカーを受けた。
優勝した石坂瑞稀のコメント「飯田選手が速くてずっと後ろにいて本当に大変なレースでした。最後も危ない場面はありましたが押さえて優勝できました」
2位に入った飯田有希のコメント「少しずつドライになって行くレースで様子を見ながら、石坂選手について行ったのですが、抜けなくて悔しいレースでした」
Text: Nobumitsu OHTAKEPhoto: Mmotorsports Forum
Yoshinori OHNISHI