JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:JAFGP富士GT300クラス第2レース決勝 番場琢が予選12位から圧倒的なスピードで優勝!

 JAFグランプリ、富士スプリントカップは13日、富士スピードウェイでスーパーGT第2レースGT300クラスの決勝を行い、予選12位から驚異的な追い上げをみせた番場琢(初音ミクグッドスマイルBMW)が優勝した。

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 決勝スタートは14時10分から。この時期の富士にしては暖かい気候のなかでフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの高木真一(ARTA Garaiya)、2位に予選3位の田中哲也(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 45)がつける。3位には予選6位から岩崎祐貴(ハセプロMAイワサキaprカローラ)が上がってきたが序盤の接触とペナルティで後退。

 4周目の1コーナーでは2位の田中がトップを走る高木に並びかけ、コカコーラーコーナーでアウトからかぶせトップに立つ。

 ここで、後方から猛然と順位を上げてきたのがなんと予選12位スタートの番場琢(初音ミクグッドスマイルBMW)。番場は4周終わりのストレートを5位で立ち上がると前を走る4位影山正美(HANKOOK PORSCHE)、5位山内英輝(PACIFIC NACイカ娘フェラーリ)を圧倒的なスピード差でごぼう抜き。一気に3位まで上がってきた。

 番場の勢いは衰えない。6周目のコカコーラコーナーで高木を、7周目に入ったストレートで田中をやすやすとパス。なんと、レース序盤にして予選12位からトップに立った。

 トップに立った番場は後続を突き放し、中盤からは5秒中盤のタイム差でレースをコントロール。このまま22周を走りきり、前日の谷口信輝に続き優勝を飾った。

 2位に立った田中には後方から徐々に影山が迫ってきた。影山は8周目終わりのストレートで田中に並びかけ、9周目の1コーナーまでに前に出、2位に上がった。

 3位に落ちた田中も再三、影山を脅かすが順位は変わらず、影山が2位、田中が3位でチェッカーを受けた。

 4位には高木が、5位には予選14位から追い上げた山野哲也(R&D SPORT REGACY B4)が、6位には山内が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Motorsports Forum


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