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SGT:クスコレーシング、山野哲也と契約更新 (SUBARU)

クスコレーシング、山野哲也と契約更新

「クスコDUNLOPスバル インプレッサ」でSUPER GTシリーズGT300 クラスに出場しているクスコレーシングは、このほど2008年シーズン のSUPER GTについて、山野哲也とドライバー契約を更新すること を発表した。

■トップドライバーとの契約更新

 2007年に契約した山野哲也とパートナーシップを継続。チャンピオンを経験したトップドライバーと2年目の契約を更新することで車両の開発スピードを速め、文字通りトップグループを競うことが目的である。

■出場車両「クスコDUNLOPスバル インプレッサ」の競争力向上と新型車の投入

 2007年に投入したAWD(全輪駆動)式のシャシーについては、降雨等になどによるグリップの低い路面ではAWDマシン本来のパフォーマンスを発揮したが、ドライコンディションでは求められる結果が出せないまま2007年シーズンを終えた。その苦い経験をもとにシャシー各所に対策を施し、第3戦(5月4日/5日 富士スピードウェイ)には、新型インプレッサWRX STIをベースとするニューマシンを投入する予定である。原点に戻り、Symmetrical AWDのレイアウトを見直してパフォーマンスアップを図る。また、車両全体の軽量化をさらに徹底し、速さを追求する。2007年シーズンを通じ、AWD車両に求められるタイヤの特性をつかむことができたため、ダンロップタイヤの協力を得て、引き続きAWD専用タイヤの開発を進めて行く。

■SUBARU/STIとの協力体制の強化

 インプレッサでレース活動を続けて行く上で、富士重工業/STIとの協力体制については不可欠である。自動車メーカーならではの解析やエンジン技術等を中心にサポートを積極的に取り入れ、共に「速いクルマ、強いチーム作り」を目指す。

山野哲也のコメント
sti_071221_1  「2008年はクスコレーシングとの契約更改に合意した。2007年に大溝監督の熱意に共感し、使命感を持って移籍した。しかし夢と現実の差は激しく、速くなる要素が増えれば増えるほどマシンも悲鳴を上げた。目標としていた結果が出ないままシーズンは終了したが、その後チームと2008年に対する意見交換を行った。新型マシンのプランやチーム体制の向上など、様々な分野で進化を予測することができた。とはいえ、ライバルチームの進化もあなどれず、2008年も相当な苦戦を強いられると思われる。しかし、チームスタッフやパートナーの目的意識が高ければ高いほど、満足のいくレースができると確証が持てるうえ、苦難にチャレンジするのが山野哲也のポリシーである。最大限努力し表彰台を目指したい」
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Text & Photo: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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