◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、ゲンのいいコースで入賞を目指す
07年SUPER GTシリーズの第8戦は、大分のオートポリスにおいて300kmレースとして開催される。オートポリスは阿蘇外輪山の中腹にあり、アップダウンに富みテクニカルコーナーも多く、ヨーロッパの雰囲気を持つサーキット。フルブレーキングをするコーナーもなく、鈴鹿やSUGOのようにスピードを乗せたまま走れることから、ドラバーには評判のいいコース。ただし山中にあるため濃霧がコースを覆うこともある。また他のサーキットと異なりピットがコースの外側にあるため、給油は車両の左側で行う。このため練習走行日や予選日には各チームのピット作業練習が見られることが多い。
SUPER GT唯一のシンメトリカルAWD車である「クスコDUNLOPスバルインプレッサ」は、前回、第7戦ツインリンクもてぎではノントラブルで走り11位完走で多くのデータを収集できた。ウェットコンディションでの走りは、第4戦SUGOでトップに立ちAWD性能の高さは証明済み。オートポリスはインプレッサがGTレース初優勝を飾った(99年オールスター戦)サーキットなので、ゲンのいいコース。今回もまずはスーパーラップ進出、そして粘り強く確実に走りきり完走と入賞、また、天候が悪化すればそれを味方にして、独自のシンメトリカルAWDシステムを武器に上位フィニッシュを狙う。
今回のエントリーはGT300クラスが25台の計41台。なお、タイムスケジュールは以下のとおり。
10月13日(土) | 7:30~ 8:50 | 公式車検 |
10:20~ 11:20 | 公式予選1回目 | |
11:50~12:30 | ピットウォーク | |
14:30~ | 公式予選2回目 | |
16:25~17:25 | キッズウォーク | |
10月14日(日) | 9:25~9:55 | フリー走行 |
11:00~11:45 | ピットウォーク | |
14:00~ | 決勝レース(65周) |
- 山野哲也
- 「僕自身はGTサーキットの中では一番好きなコースなのでわくわくしています。ここはドライバーズサーキットなので、運転技術と安定感という意味では僕たちは非常に有利でしょう。決して楽ではないと思うけれど、チームに優勝をもたらしたい気持ちでいっぱいです。いずれにしてもタイヤに負担がかかると思うので、後半勝負になる と思います」
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Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社