SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿1000km クスコDUNLOPスバルインプレッサ、 今季初のスーパーラップ進出を果たすも決勝はリタイア (SUBARU)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、 今季初のスーパーラップ進出を果たすも決勝はリタイア
【公式予選】

 真夏の耐久レースということで、チームは冷却系のレイアウトを見直し、昨年までインプレッサをドライブしていた小林且雄をCドライバーに迎えドライバー3人態勢で臨むことになった。18日の鈴鹿は朝10時 の段階で気温36℃と暑い。今回も予選開始と共に山野が真っ先にコースインした。1セット目のタイヤで2分7秒798をマークしてピットイン。2セット目のタイヤに交換して2分7秒330にタイムアップした。このタイムが6位となり、ついにAWDインプレッサがトップ10に残り、スーパーラップ(SL)進出を決めることになった。

 5番目の出走となったSLは、既に新品タイヤを2セット使い切っておりタイムアップは厳しい状態で、2分8秒603の10位でSLを終了することになった。しかしSL後に最低地上高が規定をクリアしていないことが判明しタイムは抹消。それでも10番グリッドを確保できることができた のは幸いだった。

【決勝レース】

gt_r06_s_1  気温33℃、路面温度51℃とグリッドに立っているだけで汗だくとなる鈴鹿。13時5分にグリーンランプが点灯して1000kmの決勝レースがスタートした。序盤は無理をせず一旦12位にポジションダウンした山野だったが、ペースの上がらない車両をかわして8周目には11位、10周目には10位へ戻った。さらに17周目には9位へポジションを上げたが、22周目のシケイン進入でGT500車両からの接触を受けて左リヤフェンダーが破損。タイヤがフェンダーと接触して白煙が出る状態となったため、当初の予定よりやや早くピットインしてタイヤを交換して青木に交代。リヤフェンダーを修復してコースへ送り出したが、修復が万全ではなく次の周にもう一度ピットインを喫することになった。

 青木は18位まで落ちたポジションをじわじわとリカバリー。41周目には13位まで順位を上げていったが、このとき左のリヤハブにトラブルが発生し、思うようにペースを上げられない状態になっていた。57周と青木は予定より早めのピットイン。ここで山野に交代した。山野に交代後、今度は左のフロントハブにもトラブルが発生。山野は我慢の走りを続けていたが、たまらずレース中盤の90周でピットイン。このままでは満足な走りもできないと判断され、ピットガレージでリタイアとなった。レース終盤、鈴鹿は雷雨に見舞われたがこのとき既にインプレッサの姿はコース上になく、ウェットコンディションにおけるパフォーマンスを披露できなかったのは残念だった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text & Photo:スバルテクニカインターナショナル株式会社



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