SUPER GT

SGT:第4戦セパン公式予選 星野一義率いるカルソニックの松田が初ポール!(GTA)

 AUTOBACS SUPER GT第4戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の予選が、6月19日マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5.543km)で行われた。カルソニックIMPUL GT-Rの松田次生がポールポジションを獲得。カルソニックIMPUL GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリ組は、20日の決勝レースを最前列からスタートする。

 マレーシア、セパンサーキットでのSUPER GTは今回で10回目。その区切りの大会のスーパーラップ(予選1回目上位8台による1台ずつのタイムトライアル)では、最後から2番手に出走したカルソニックIMPUL GT-Rの松田次生が1分57秒409という暫定トップタイムをマーク。予選1回目トップで、スーパーラップでは最後にアタックしたENEOS SC430の伊藤大輔は、松田のタイム を更新できず、松田のSUPER GT初ポールポジションが確定した。
 松田は、予選1回目にはトップのENEOS伊藤にわずか0.137秒届かなかったが、スーパーラップでは、ほとんどミスのない、すばらしい走りで逆転した。
 日産GT-Rのポールポジションは今年初。TEAM IMPULとしては、2007年の最終戦富士以来となる。

 GT300クラスは、JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430の田中哲也が、2分9秒167を記録し、予選クラス1位となった。

■ポールポジション選手コメント

No.12 カルソニックIMPUL GT-R [GT500]
松田次生「GTレースには長く出ていますが、最初の頃はアタックのチャンスが無く、その後も2位、3位は取ったのですが(ポールはなかった)。今回のポールポジションで自信がつきました。冬にセパンに来てタイヤテストができたことが、大きかったです。今回エンジンを替えたのですが、それもパフォーマンスが良かった。今季、GT-Rは3.4リッターエンジンに替えて苦労してきましたが、日産、ニスモの皆さんにも感謝します。決勝は、ロニー選手も速いので、ふたりで力を合わせて、絶対勝つつもりでいきます」

ロニー・クインタレッリ「次生選手の走りはすばらしかったです。最終セクションですごく良いタイムを出したので、6号車(ENEOS SC430)は届かないと確信しました。決勝レースもロングランのペースがいいです。HSV-010 GT勢はタイヤ2輪の交換でピットタイムを短縮する作戦をやって来そうなので、ピットのことも考えていきたい。(勝つ)自信はあります」

No.11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 [GT300]
田中哲也「今シーズンは新車になり、タイヤメーカーも変わったこともあり、ここまで苦労しました。第3戦富士で良いタイヤが見つかり、この第4戦セパンは(ポールポジションに)いけると思っていました。スーパーラップのアタックも1回ミスしましたが、基本的にはうまくいきました。ポールを獲りましたから、スタートからプッシュしてリードを作り、後半もプッシュして、優勝したいですね」

平中克幸「ここまで3戦は思うようにいきませんでしたが、前戦で良いタイヤが見つかり、このレースは楽しみでした。決勝レースはがんばるだけ。自分の仕事きっちりとして勝つだけです」

Text:GTアソシエイション


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