SUPER GT

SGT:第3戦富士フリー走行 トップタイムはZENT SC

スーパーGT第3戦富士の決勝前フリー走行は、#ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ ライアン組)が1分36秒465でトップ。 GT300クラスは#77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)が1不45秒496でトップだった。

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小雨に翻弄された感のある公式予選だったが、決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。 周辺道路は行楽客などで早朝から混雑し始めている。
昨日の公式予選日から終夜オープンになっていることもあり、サーキットにも早朝から多くの観客がつめかけている。 既にフリー走行前の段階で駐車場はほぼ埋まりつつある状態だ。

500kmの長丁場を控えた最後の確認作業、フリー走行は午前9時から開始された。

金曜テスト、予選と苦戦の続いているGT-Rはここでもタイムが伸びない。
最上位は#24ウッドワンの8番手、11番手に#3イエローハット。
第1戦、第2戦と圧倒的な速さを見せつけてきたニスモの2台と#12カルソニックが3台揃ってクラス最下位という状態だ。 昨年の富士500kmでは1-2フィニッシュを果たしたニスモ勢だが、果たして決勝に向けて挽回の奥の手はあるのだろうか。

GT-Rとは対照的に、2度にわたる性能調整によって蘇った感のあるNSX勢、レクサスSC勢は好調だ。
ZENTセルモSCが開始10分でトップタイムをたたき出すと、NSX勢も2位#1ARTA、3位#100レイブリック、 4位#18TAKATA童夢と3台を上位に送り込む。
両陣営でトップ10圏内から漏れたのは、昨日ハーフウェットの予選で速さを見せた#32エプソン、#39デンソーのダンロップ勢のみだ。

GT300は合同テストから好調な#77クスコインプレッサがここでもトップタイム。
昨日ポールを獲得した#95ライトニング・マックイーンMR-Sが2番手につけ、 ストレートスピードにアドバンテージのある#33ハンコックポルシェが3番手となった。

予選3番手で前回岡山優勝の#43ARTAガライヤはこのセッションを16位で終えているが、 ここは例年この500kmレースで1ストップ作戦を挑んできているだけに、このタイムのみを云々するのは早計だろう。

注目の500kmレース決勝は、このあと午後2時より110周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 



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