GT500クラスドライバーズチャンピオン&チームチャンピオン #8ARTA NSX
伊藤 大輔
最高です。
オートポリスで決められたことが良かったです。富士でウェイトを積んだ状態で戦うのは厳しいですから。
今日は完走できればそれでいいと言われて走りましたが、入れ込みすぎても、気を抜きすぎても駄目なので、
却って心のコントロールが難しかったです。
去年は最後の最後でタイトルを取り逃がしたので、今年は取れるときにポイントを取っておくつもりで走っていました。
開幕戦でエンジントラブルが出ましたけど、それ以降はミスもトラブルも出ないで、
着実にポイントを拾っていったのがタイトルを取れた一番の要因だと思います。
ラルフ・ファーマン
ファンタスティックな一年でした。クルマも最高でした。
ホンダは毎年タイトルを取り逃がしていたので、今年チャンピオンになれて本当に良かったです。
今日のレースでも序盤から順位を上げることができ、良い内容でした。
来年の目標は勿論、2年連続のダブルタイトルですよ。
鈴木 亜久里(チーム監督)
本当にありがとうといいたい。
ARTAをはじめて10年目の節目の年でしたし、ホンダと一緒にやり始めてから初めてのチャンピオンということで。
これもチャンピオンを獲りたい、という目標に向かってチームが一丸となって仕事をしてきた結果だと思う。
ドライバーもペアを組んで3年になるけど、一年目からチャンピオン争いをしてくれたし、今年はミスも全くなかった。それにすごく速い。
なにより10年の節目にオートバックスさんにタイトルをプレゼントできたのが一番良かったですね。
GT300クラスドライバーズチャンピオン #101トイストーリーレーシングaprMR-S
大嶋 和也
最終戦で2位になれましたが、最後の最後まで紫電に苦しめられました。
今年は最初からチャンピオンを獲るつもりで、毎戦毎戦死に物狂いで戦ってきました。
来年のことはまだわかりませんけど、どこでレースをしてても一年目からチャンピオンを狙っていきます。
石浦 宏明
シーズン前半は流れが良かったのに、途中から不運が重なってライバルにも追いつかれてしまいました。
でも、最終戦に向けてミシュランも良いタイヤを作ってきたし、尾川さんもスペシャルエンジンを用意してくれました。
みんなが頑張ってくれたのでタイトルを獲れました。
大嶋と組めたことでやりやすかったし、チームも思うようにやらせてくれたので、自分も成長できたのだと思います。
GT300クラスチームチャンピオン #2プリヴェKENZOアセット紫電
後藤 誠(チーム監督)
この席にウチのドライバーと一緒に並びたかったです。
2年続けて同ポイントで2位というのはやろうと思っても中々できないことですが、タイトルが獲れなくて残念です。
でも今日のレース内容は非常に良かった。高橋選手が成長したことが良く分かった。
2年間でここまでのレースができるようになるとは正直思っていませんでした。
来年こそは、同じチームのドライバーとこの席に並びたいです。
去年は1点の重みを思い知らされましたけど、今年も101号車がもてぎでファステストラップだけを狙って走っているのを見て、
改めて1点に懸ける執念を見た気がします。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

