スーパーGT第1戦岡山の決勝前フリー走行はウェットコンディションで行われ、#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨルン・ ビルドハイム)がトップタイム。GT300クラストップは#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)だった。
フリー走行は午前9時20分より30分間で行われた。
当初予報では雨が心配されていた決勝日だが、夜半から降り続いていた雨はフリー走行が始まる前には一旦止んでしまった。
しかし路面は未だ濡れたままで、所々に川や水溜りも残った状態だったため、殆どのチームがウェットタイヤを選択して走行を開始した。
公式練習から快速ぶりを見せていたレクサスSC勢はここでも速さをみせ、エネオスがトップタイムをたたき出すが、
2番手には#18ロックスター童夢NSX、3番手には#1モチュールオーテックGT-Rが僅差で続く。
昨日の予選でポールポジションを獲得した#38ZENT SCは5番手、
4番手にはスーパーラップで惜しくもスローパンクチャーに見舞われてノータイムに終わった#36ペトロナスSCがつける。
GT300クラスはトップのガライヤに続いて#2紫電が2番手、#7雨宮RX-7が3番手で続く。 ポールシッターの#11ジムゲイナーフェラーリF430は4番手でこのセッションを終えた。
ところが予選2番手の#19ウェッズスポーツIS350は、セッション半ばに#100レイブリックNSXを1コーナーで接触、 タイヤバリアに突っ込むというアクシデントに見舞われ、コース脇にストップしており、結晶への影響が懸念される。
第1戦決勝は午後2時より82周で行われる。
現時点では雨は止んでいるが、上空には雲が暑く垂れ込めており、未だ予断を許さない状況だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA