JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:特別戦富士スプリントカップ第1レース公式予選 GT500はライアン、GT300は高木がポールを獲得

JAFグランプリ富士スプリントカップ、スーパーGT第1レースの公式予選は#38リチャード・ライアン(ZENT CERUMO SC430)がGT500クラスのポールポジションを獲得。
GT300クラスのポールは#43高木真一(ARTA Garaiya)だった。

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今回はドライバー交代無しのスプリント戦。しかも両クラス別々のレースということで、公式予選もレース1、レース2それぞれに出走するドライバーが20分ずつの走行時間をフルに使ってアタックするという今までにない形式の予選が行われた。
第1レースは午後2時5分にGT300、GT500の順で行われた。

GT300クラスはホームストレートの長い富士スピードウェイの特性もあって、当初はFIA-GT勢が上位を独占するかと思われた。事実朝の公式練習では1位#66アストンマーチン、2位#86ランボルギーニとFIA--GTが1-2で終わっていた。
ところが予選ではJAF-GT勢が健闘し、1位#46モーラZの阿部翼、2位#19ウェッズスポーツISの片岡龍也、3位に漸くFIA-GTの#9コックススピードポルシェの安岡秀徒という順番で前半を折り返した。

各車ニュータイヤを装着しての終盤では一時#11JIMゲイナーF430の平中克幸が1分43秒874でトップに立つものの、すぐに#43ガライヤの高木がこれを上回り、最後は1分42秒559とただ一人42秒台のタイムを記録してポールポジションを獲得した。
2番手にも#74カローラアクシオの国本雄資が入り、平中は3番手で明日の決勝をスタートすることとなった。

10分間のインターバルの後に開始されたGT500クラスの走行では、前半を#6エネオスSCのビヨン・ビルドハイム、#17ケーヒンHSVの塚越広大、#1ペトロナスSCのアンドレ・ロッテラー#24HIS GT-Rの安田裕信、#18ウイダーHSVのロイック・デュバルの順で前半10分を終えると、全車一斉にピットへ。ニュータイヤを装着して再び一斉にコースインという、フォーミュラニッポンさながらの激しいアタック合戦が繰り広げられた。

ここでまず上位に名を連ねたのは#6ビルドハイム、#35MJ KRAFTの石浦宏明、#38ライアンのレクサスSC勢。ここに#12カルソニックGT-Rのロニー・クインタレッリが3位、#18デュバルが4位に食い込んできた。
結局ライアンの1分33秒475を上回るドライバーはなく、第1レースは#38ZENT、#35MJの2台のレクサスSCがフロントローを独占することとなった。

第1レースは明日13日、午後2時よりGT300が、GT500は午後3時10分よりそれぞれ22周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

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