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SGT:第1戦岡山公式練習 レクサス勢が1-2-3!トップは#6エネオス

2009スーパーGT第1戦、「岡山GT300km」の公式練習はトップ3をレクサスSC430勢が独占。 トップタイムは#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)で1分24秒367だった。

昨年後半から続く世界同時不況により、この冬はホンダのF1撤退やスバルのWRC活動休止など、 モータースポーツファンによって残念なニュースが相次いだ。
その影響は国内カテゴリーにおいても例外ではなく、スポンサーの撤退や参加台数の減少が懸念される中、 殆どのカテゴリーがレースウィークを土曜日曜の二日間に短縮することで経費節減を図ることとなった。

そのため、スーパーGTでは従来金曜日に行われていた公式練習を土曜の公式予選日に移動。
第1戦岡山では3月20日の午前9時より混走1時間半、各クラス専有15分づつの計2時間で実施された。

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ここでは唯一09規定に合致した車両を用意してきたレクサス勢が序盤から上位を独占、 トップの#6エネオスに続いて2位には#36ペトロナス、3位に#38ZENTがつける。
GT-R勢最上位は#12カルソニックの4番手。NSXは#8ARTAの7番手が最高だが、トップから7番手までのタイム差は0.932と、 ほぼ3車は拮抗した状態にあるといえそうだ。

また久々の外国車として今季から参戦する、アストンマーチンDBR9は1分29秒593とクラス最下位に終わったものの、 大きなトラブルもなく39周を消化した。
現在はほぼFIA-GT仕様そのものといった状態だが、今後熟成が進めば上位に浮上してくるかもしれない。

GT300クラスは昨年から速さをみせつけてきた#19ウェッズスポーツIS350が1分32秒526でトップ。 2番手には#7雨宮RX-7、3番手には今季からフェラーリF430にスイッチした#81ダイシンが入った。
注目のカローラアクシオは74号車がクラス10番手、31号車が17番手に終わった。

第1戦の公式予選1回目はこのあと午後1時15分より行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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