JAFグランプリ格式で開催される富士スプリントカップ2012は16日、富士スピードウェイでスーパーGTの公式予選を行なった。
予選は快晴の青空の下、14時5分より第1レースGT300、同GT500、第2レースGT300、同GT500の順で各20分間のアタックを行なう。
GT500クラスは第1レースの予選から好タイムが続出。なんと参加ドライバー全員がコースレコードの1分32秒481を上回るタイムを記録し、その中でも最速の大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)がポールポジションを獲得した。
GT500クラス第2レースの予選は、大嶋のタイムには及ばなかったものの1分30秒823で中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SC430)がポールポジションを獲得。2位にはなんとルーキーのアンドレア・カルダレッリ(KeePer Kraft SC430)が食い込んできた。
GT300クラスは第1レース、第2レースの予選ともHANKOOK PORSCHEが魅せた。第1レースは16台ものマシンがコースレコードを更新する中、藤井誠暢が1分37秒930でポールポジションを獲得。第2レースはチームメートの影山正美がそのタイムを1分37秒892とさらに縮め、文句なしのポールポジションを決めた。
第1レース決勝は明日17日、第2レース決勝は明後日18日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA