SUPER GT

SGT:第2戦富士GTA定例記者会見 中国開催の状況/他

gt_r02_gta_bandoh GTアソシエイション(GTA)はスーパーGT第2戦の開催されている富士スピードウェイで定例記者会見を行った。
今回は年末に予定されている中国でのノンタイトル戦、FIA-GT3車両についての考え方、DTMとの提携の進捗状況の3点について坂東正明代表がコメントした。
その要点は以下の通り。

中国でのノンタイトル戦開催について

昨日から現地プロモータのBCCの人間が来て、GTAとの話し合いを行っているし、今日はDTM招致の際の担当者も合流する予定だ。
話し合いは順調に進んでおり、近いうちに契約を交わしたいと思っている。
開催日は12月23日で、向こう2~3年は継続したいと考えている。
レースフォーマットは現地のテレビ放映等も考慮して50分~1時間程度のレースとしたい。
競技形態やロジスティクス、通関、現地や日本のスポンサー探しについてはこれから考えていきたい。

FIA-GT3車両について

FIA-GT3をGT300クラスへ迎え入れるにあたっては、11年モデルについては12年仕様へのアップデート、12年モデルはそのままで、FIAのBOP(性能調整)に対応させてもらい、以降のモディファイは不可ということで各エントラントには了承してもらっている。
BOPに関してはADACなどで独自の調整を行っている事例もあるが、GTAとしてはFIAヨーロッパ選手権を主催しているSROものを規則とする。

DTMとの提携について

DTM側ではGRAND-AMなどとの規則統合を考えているが、我々としてはドライバーが二人人組で戦うレースフォーマットを崩したくはないし、タイヤについてもワンメイクにするつもりは無い。
それらの点で向こうと衝突している点もあるが、話し合いは前向きに進めている。
今後BMWなどが前倒しでGT500に参戦してくることも考えられるが、その場合はエンジンが違うので性能調整が必要になる。そのことをBMW側が理解してくれるのであれば受け入れたいと思っている。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース