SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行 GT500は#23モチュール、GT300は#7Bonds。両クラス揃ってニッサンGT-Rがトップタイム

スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の決勝前フリー走行は#23MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が1'33.379でトップ。GT300も#7OGT Bonds Racing GT-R(イゴール・スシュコ/井出有治組)が1'38.779でトップと、両クラスでニッサンGT-Rが速さを見せつける結果となった。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイも昨日に続いて快晴。降水確率は午前午後とも0%という絶好のレース日和となった。
決勝前フリー走行は午前8時30分より30分間で、その後のサーキットサファリは午前9時10分より15分間で行われた。

公式予選ではレクサスSC430の速さが目立ち、フロントロー独占という結果に終わったが、このセッションではニッサンGT-R、ホンダHSVも好タイムを記録、上位に名を連ねた。
序盤トップに立ったのは#12カルソニックGT-R。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが1'33.661を記録、立川祐路の駆る#38ZENT SCが1'33.672で続き、3番手には1'33.891で本山哲の駆る#1REITO GT-Rがつける。

予定時間の丁度半分が経過した当たりで各車次々にピットイン。ピット作業の練習とドライバー交替を行った。
すると残り5分を切ったところでクインタレッリが1'33.379を記録、#23モチュールGT-Rがトップに躍り出る。
続いてジェームス・ロシターも1'33.608とタイムを縮めて#36ペトロナスSCを2位に押し上げ、#12カルソニックGT-Rは3位でこのセッションを終えた。

GT300クラスはこのレースから#7Bonds GT-Rに加入した井出有治がブランクを感じさせない快走を見せ、昨日の予選タイムを上回る1'38.779を叩き出してトップで走行を終えた。
2番手にはポールシッターの#61スバルBRZが続き、#31プリウスが3番手だった。

第2戦決勝はこのあと午後2時より110周(500km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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