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SGT:第1戦岡山公式練習 あいにくの雨の中、ミシュラン勢が1-2 !! トップは#1エスロードGT-R

スーパーGTの2012シーズンがここ岡山でいよいよ開幕。
朝からのあいにくの雨模様の中、最初の走行となる公式練習では、#1S Road Reito Mola GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)と#39DENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明組)のミシュランタイヤを履く2台が去年に引き続いてウェット路面での強さをアピール、それぞれ1位、2位で走行を終えた。
GT300クラスはFIA-GT3勢が上位を独占。トップは今季から初参戦となるアウディR8の1台、#11GAINER DIXCEL R8LMS(田中哲也/平中克幸組)だった。対するJAF-GT勢は43ARTA Garaiyaの7位が最上位だった。

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公式予選日は未明からの雨で完全なウェットコンディションのもと、午前9時から2時間の走行が行われた。
予報では午後は晴れるとされていたため、開始当初はコースインしないチームが半数以上を占める。そうした中、バックストレートで300クラスの車輛がスピン、そのままストップしてしまったために赤旗が提示されてしまった。

走行は15分後に再開。この頃から空は次第に明るくなり、それにつれて雨も小降りになり始めた。それに伴い、ラップタイムも徐々に短縮されていく。
中断前は1分50秒をやっと切る程度のペースであったが、開始1時間を目前に#17ケーヒンHSVが1分41秒台を記録すると、続いて32エプソン、8ARTA、36ペトロナスらが続々とタイムを更新、ついに36号車が1分39秒台を記録する。
その後もタイム更新は続き、結局#39デンソーSC、#1エスロードGTーRの2台が1分34秒台までタイムを縮め、ミシュランタイヤの強さを 改めて見せつけた。

車輛規則の変更を受けて続々と海外からFIA-GT3仕様の車輛が上陸してきたGT300クラスは、今季初参戦のアウディR8を投入した#11ゲイナーが一時500クラスをも上回る快走を見せ、最終的に1分40秒633までタイムを縮めて終始クラストップのまま走行を終えた。
2番手には#88ランボルギーニガヤルド、3番手には#911ポルシェGT3がつけ、注目のGT3仕様のニッサンGT-Rが4番手と好位置につけた。
それに対してJAF-GT勢は#43ガヤルドの7番手が最高と苦戦が目立つ。#62レガシィに変わって投入された#61BR-Zはクラス17番手にとどまった。

スーパーGT第1戦はこのあと午後2時30分より公式予選がノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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