スーパー耐久

S耐:第6戦SUGO決勝 谷口/片岡組のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEが優勝し、今シーズンのクラスチャンピオンを決める

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 11月2日、スーパー耐久2008第6戦、SUGOスーパー耐久500kmレースの決勝レースがスポーツランドSUGOで開催された。

 この日も晴天に恵まれ、気温18度、路面温度22度とスタート時点はかなり強い風がストレートを1コーナーに向けて吹く状況だった。

 ポールポジションを獲得した#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/片岡龍也/Jアズミ組)の谷口がスタートドライバーを務め、#50 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(Fハイムラン/柳田真孝/吉田広樹組)の柳田がこれを追い、オープニングラップのバックストレートで#50がトップを奪った。

 チームメイト同志のトップ争いは熾烈なものとなるが、まずは45周目に#50が最初にピットイン。次のラップで#28もピットストップを行い、谷口から片岡へドライバー交代。#28がピットストップで逆転して再びトップを奪う。

 2度目のピットストップの後も#28がトップに立ち、このまま逃げ切りかと思われたが123周目の馬の背で#50がトップに立つ。131周目の2コーナーで猛追を遂げていた#28谷口と#50が接触。#28はスピンを喫し#50が逃げ切りチェッカーを受けたが、#50に対して35秒加算のペナルティとなり#28が優勝という結果となった。これで最終戦を待たずに#28がシリーズチャンピオンを決定!

 「#50の方が平均ラップでは速いっていうのがあって、順位の入れ替わりはありましたが、微妙に最後の10周ぐらいはタイヤ的にはウチの方がいいかなっていう感じでした。2台で接触があったみたいで、チームメイト同志なのでなんとも後味が悪いんですがそれぐらい本気のバトルでした。チャンピオンシップが取れたことは、十勝以外は#28に乗っていたので嬉しいです。2台体制で挑んだ今年のチーム態勢はチャンピオン獲得の使命がありました。開幕戦でデフのトラブルが出てリタイヤした#50に対して、ノートラブルだった#28でしたから、個人的には去年の十勝24時間からS耐は6連勝しています(笑)」と片岡。

 ST2クラスは#56眠眠打破ランサー(服部尚貴/松本達哉/白坂卓也組)が、ST3クラスは#39 TRACY SPORTS eeiA NSX(井入宏之/赤鮫オヤジ組)が優勝を遂げた。このST3クラスは2位表彰台にあがった#333エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)がシリーズチャンピオンを獲得。ST4クラスは#51 AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がポールポジションからクラス優勝を果たした。

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA



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