スーパー耐久第6戦、岡山スーパー耐久レースは6日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、Aドライバー、Bドライバーの合算タイムで両ドライバーともコースレコードをマークしたST1クラスのPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)がポールポジションを獲得した。ST2クラスはENDLESS ADVAN CS・X(峰尾恭輔/山田英二/村田信博組)が、ST3クラスはWW2 RX-7(檜井保孝/伊藤弘史/新宅文亮組)が、ST4クラスはSPOON S2000(市嶋樹/小幡栄/中子修組)がそれぞれポールポジションを獲得した。
第6戦の行われる岡山国際サーキットは早朝から快晴。1デーレースのため8時30分よりAドライバーの公式予選が始まった。
まずは1号車PETORONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEの谷口信輝が1分36秒223でトップに立つと、さらにタイムを縮めてコースレコードとなる1分35秒446を出してきた。ここで、このレース限りで復帰したBLACK ILLUSION EVOIXの砂子塾長がブレーキトラブルからヘアピンでサムライジーンズ森永チルミル・RSオガワランサーの伊藤俊哉と接触。車両がコース上にとどまったため赤旗が提示された。
赤旗解除後、残り5分で再開された予選も谷口のタイムは破られず、2位にはY.K.M ADVAN Zの横溝直輝が上がり、3位には28号車PETORONAS SYNTIUM BMW Z4Mの片岡龍也が入った。
ST2クラスはRSオガワユークスADVANランサーの阪口良平が1分30秒632でトップタイムをマークした。
ST3クラスはWW2 RX-7の檜井保孝が予選終盤に1分40秒398をマークしてトップ。ST4クラスはM'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5の浅野武夫が1分44秒880でトップに立った。
Aドライバー予選終了から15分をおいて、Bドライバー予選が始まった。ここでも1号車BMWの柳田真孝が谷口の出したコースレコードをさらに上回る1分35秒289を出し、総合でもポールポジションを決めた。
ST2クラスは新菱オート☆DIXCEL☆EVOIXの関豊が1分39秒020とクラス2位以下をぶっちぎったが、両ドライバーともタイムを揃えたENDLESS ADVAN CS・Xがポールポジションの座に着いた。
ST3クラスはAドライバー檜井のタイムが大きく貢献し、両ドライバー総合でもトップをキープ。ポールポジションを獲得した。
ST4クラスもSPOON S2000が逃げ切りポールポジションとなった。
決勝レースはこの後13時30分より109周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA