スーパー耐久

S耐:第4戦富士公式予選 BMW Z4がコースレコードを更新!堂々のポール獲得

スーパー耐久シリーズ2007第4戦SUPER TECの公式予選が8月4日、富士スピードウェイで行われ、 1分46秒304のコースレコードを樹立した#50ペトロナスシンチウムBMW Z4(柳田真孝/フェリーク・ ハイムラン組)がポールポジションを獲得した。

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台風5号の直撃は免れた富士スピードウェイだが、公式予選日は朝から蒸し暑く、空はどんよりと曇っている。
Aドライバーの公式予選は午後0時50分、ST1-2クラスから開始された。

1周のウォームアップの後タイムアタックを開始するST1、2合わせて16台の車両。
#30RSオガワワコーズランサーは今回出走を取り止めている。

最初のアタックでトップに立ったのは#1ユーロメビウスマカオポルシェ。山野直也は1分48秒539を出してきた。
ST2は#11オーリンズランサーの木下隆之が1分50秒039でトップだ。

#23カーチャンネルZ33の田中哲也も48秒436を出して一旦はトップに立つが、すかさず山野も48秒391にタイムを上げる。
すると今度は、徐々にペースを上げていた#8黒豆リボイスGT3の清水康弘が1分48秒160を出してきた。さらにその直後には、# 50ペトロナスBMW Z4の柳田真孝が1分47秒390と、一気に47秒台に突入してトップに躍り出た。

#50柳田はなおもペースを上げ、ST1クラスのコースレコードとなる1分46秒304を叩き出す。 結局これがこのセッションのベストタイムとなった。
2番手には最後のアタックで47秒880を叩き出した#8清水。#23田中が3番手と、ここではBMW Z4、911GT3、 フェアレディZ33が上位を分け合う結果となった。

ST2は#11木下がトップ。2位に#2フジツボインプレッサの吉田寿博、3位に#20RSオガワランサーの阪口良平がつけた。

続いて行われたST3-4のAドライバー予選は、# 113カルラレーシングZの大井貴之が最初のアタックで叩き出した1分52秒636を誰も破ることができず、 そのまま大井がST3のトップとなった。2番手には#7アメニティホームRX-7の井入宏之がつけた。
ST4クラスは終了2分前に1分58秒359を出した#73PSY.ERG.DC5の山本すばるがトップ。# 87K'ZモチュールDC5の金森敏一が2位。

15分間のインターバルをおいて開始されたBドライバーの予選でも、BMW Z4の速さは揺るがず、フェリーク・ ハイムランが1分47秒348でトップ。
2番手、3番手もAドライバーと同じく#8ポルシェGT3の竹内浩典、#23フェアレディZの星野一樹の順となった。

ST2クラスは#6DIXEL新菱オートEVOの関豊がトップ。#11中谷明彦は2位に終わったが、タイム合算では# 11オーリンズランサーがトップ。#6ゼルスランサーが2番手となった。3番手には#2フジツボインプレッサがつけた。

ST3クラスは開始早々に#14岡部自動車RX-7の入口秀輝が1分51秒114のコースレコードを叩き出し、 タイム合算でもクラストップに躍り出た。
2番手には#113の伊橋勲。3番手には#39BENELOP NSXの佐々木雅弘がつけ、Aドライバー2番手の# 7RX-7は佐々木孝太のタイムが伸びず11番手に終わった。
タイム合算では#113カルラレーシングZが2番手、#333H.I.SのZが3番手となった。

ST4は#73花岡隆弘が1分58秒699でトップ。#87水谷大介が2位となり、タイム合算でも#73PSY.ERGがトップ、# 87K'Zモチュールが2番手となった。このセッションの3番手には#4BOMEXの太田侑弥が入り、 タイム合算では両ドライバーが4位に入った#18FUNKY-Sが3番手スタートとなった。

第4戦決勝は明日午後1時より、4時間で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO



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