スーパー耐久

S耐:第4戦富士公式予選 #1谷口/柳田組が3連続ポール!

スーパー耐久シリーズ2010第4戦「SUPER TEC」の公式予選が6月26日、富士スピードウェイで行われた。
今回はニッサンGT-Rがスポット参戦するということで大いに注目を集めており、また朝からのあいにくの雨模様でウェットコンディションでの走行となったため、GT-R有利に働くかとoも思われたが、結局ポールポジションを獲得したのは#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/イムラン・シャハロム組)だった。

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公式予選は午後1時30分にST1、2、3クラスのAドライバーから走行を開始した。
開幕以来圧倒的な速さで2010シーズンをリードしているBMW Z4Mクーペはここでも速さを見せつけ、Aドライバーの谷口、Bドライバーの柳田ともに他を圧倒するタイムでトップに立ち、文句なしのポールポジション獲得となった。
しかしチームメイトの28号車、片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/メルビン・モー組は片岡がピットレーンを出て行った直後に不運にもプロペラシャフトが折れ、まさかのノータイムで予選を終えることとなった。

一方注目のGT-Rだが、金曜日の走行でトップタイムを記録し、また今日の予選は朝からの雨でウェットコンディションということもあり、活躍が大いに期待されたものの、結局1号車、#8ART TASTE GT3(清水康弘/竹内浩典/立川祐路組)に次ぐ3番手に終わっている。

ST2クラスはAドライバーは#20RSオガワランサーの大橋正澄、Bドライバーは#26エンドレス アドバン ウェッズ ランサーがトップタイムを記録したが、合算では20号車がポールという結果に。
ST3クラスはAドライバートップが#27FINAアドバンM3の伊橋勲、Bドライバーは岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7の小松 一臣がトップだったが、合算で27号車がポールとなった。
しかしST1、2、3クラスのBドライバーの走行が終わり、ST4車両がコースインを始めた直後に #7岡部自動車JDS メーカーズRX-7を駆る加藤正将が1コーナーでクラッシュ。それと時を同じくして#666BOMEX with CarXs S2000の青木孝行もトラブルによりコース上にストップしたため、これらの車両を回収するために赤旗が出され、20分間の中断となった。

これによりST4クラスのBドライバー予選は午後2時50分に漸く再開された。
天候の回復も影響してか、ここでは太田侑弥の駆る#62ホンダカーズ東京 G/M インテグラが総合3位に食い込む好タイムを叩き出し、タイム合算でもポールに躍り出た。
この太田と最後までトップタイムを争ったのが土屋武士の駆る#24SAMURAI ADVAN DC5だったが、こちらはAドライバーのタイム差などもあり合算で5番手に終わっている。
なお、Aドライバーのトップは松井隆幸の駆る#12無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESSだった。

ST5クラスは今回も2台のエントリーとなり、規定の4台を満たさないためST4クラスに組み入れられた。

第4戦決勝は明日午後1時より4時間で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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