スーパー耐久

S耐:第1戦SUGO公式予選 ただ1台参加のST-Xクラス、Audi R8 LMSが総合のポールポジション!

 5月29日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久開幕戦の公式予選が行われた。当初は4月に予定されていたが、東日本大震災により延期され、ようやくこの日の開幕をむかえた。

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 台風2号と梅雨前線の影響から、残念ながらウエットコンディションで、9時5分から1グループ(STX、1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。

 注目はやはりFIA-GT3車両を対象としたST-Xクラスだが、今回は#21のAudiR8LMSの1台のエントリーにとどまった。

 ウエット宣言の出された中、ここで#21Audi(藤井誠暢/都筑晶裕/MichaelKim組)の藤井が1分37秒887でまずはトップタイムをマークする。

 ST1クラスは、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Dominic Ang組)の谷口が1分40秒996をマーク、このセッションのトップタイムとした。

 9時50分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられており、結果はここでも#21Audiの都筑が1分40秒289を出し、トータルでも3分18秒176としてポールポジションを獲得した。

 総合2位には#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEの柳田が1分40秒707のクラストップタイムをマークしトータルで3分21秒703とした。

 総合3位にはST2クラスの#3エンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/高木真一/村田信博組)がクラストップタイム。

 総合7位にST3クラスのトップ#339 GPO+KOTA RACING NSX (北野浩正/佐々木孝太/橋本達也組)、 総合12位にST4クラスのトップ#62ホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥組)が入った。

   決勝レースはこの後13時30分から3時間レースとして開催される。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA


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