連勝を飾ったP.モンティン(Photo:K.Takeshita)
モンティン連勝!トヨタエンジン1-2-3!
3月3日、茨城県筑波サーキットで全日本F3選手権の第2戦が開催された。昨日 行われた予選でのポールポジションは第1戦と同様、#1小暮卓史の51秒591、2番手 は#7P.モンティンの51秒924、3番手は#2長屋宏和の52秒095、4番手は#36片岡龍 也の52秒172というグリッドの顔ぶれとなった。 午後3時、晴天彼のドライコンディションの中13台がスタート。今日のレースは昨 日の32周よりも多い45周となっている。 レースは、スタートでポールの#1小暮がまたしてもストール!昨日の再演となった ようなスタートシーンは、アウト側の#7モンティンがスルスルとダッシュをきめ、 1コーナーでトップに立つ。2番手には予選5番手の#3 M.ザンガレリが2番 手、予選3番手の#2長屋が3番手、予選4位の#36片岡が4位と言うオーダーになっ た。 1周目は#7-#3-#2-#36、#11星野一樹、#12富澤勝、#37平中克幸のオーダー。#1小暮 は10位までポジションを落とす。昨日、表彰台に上がった#64佐藤晋也は予選6番手 ながらクラッチトラブルで1周でレースを終える。トップと2位の間は今回も1.29秒 の大差がついていた。 #1小暮は6周目には8番手まで浮上するが、7周目でトップ#7モンティンは#3に5秒 の大差を付けて一人旅。23周目#1小暮はスピンしコースに復帰するものの12番手に 後退してしまう。24周目の最終コーナーで3位走行の#2長屋はスピンし、ストレート のコンクリートウォールにクラッシュしレースを終えてしまう。 25周目は#7に10秒差で#3、#36は3位、#12は4位、#11星野は5位、#37平中が6位 となっていた。 28周目の1コーナーで#18中村裕史がイン側にマシンを止め、この排除のために30周 目から34周目までセーフティカーが導入された。 残り11周でのスプリントレースとなったが、再スタートも#7モンティンはきめて、 35周目では1.7秒のマージンを築く。 45周のレースは、2連勝となった#7モンティン。2位には#3ザンガレリと開幕戦と 同じ顔ぶれが、3位には#37片岡とトヨタ勢の表彰台独占という結果となった。 ウイナー・モンティンのコメント 「この筑波は以前走って成績が良くなくて、得意じゃなく前は不安でした。昨日の 優勝でも今日どうなるかと思っていたけれど、小暮のストールでまた前に出られて 比較的楽なレースができました。SCの後もプッシュして行けた。4台のクルマを 仕上げてくれたトムスのメカニックに感謝したい。髭は特に意味はないんですけれ ど、スタイルを変えてみたかったんで、こっちの方が良いみたいですね(笑)」 (観客:13,500人) Report:K.Takeshita
2002年3月3日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Car-----------------Lap-GoalTime(Behind)- 1 7 P.モンティン ダラーラF302/3S-GE 45 42'45.266 2 3 M.ザンガレリ ダラーラF302/3S-GE 45 - 6.930 3 36 片岡龍也 ダラーラF302/3S-GE 45 - 7.376 4 12 富澤 勝 ダラーラF302/SR20 45 - 8.071 5 37 平中克幸 ダラーラF302/3S-GE 45 - 9.866 6 33 吉本大樹 ダラーラF302/3S-GE 45 - 10.757 7 1 小暮卓史 ダラーラF302/MF204B 45 - 16.142 8 11 星野一樹 ダラーラF302/MF204B 45 - 26.649 9 5 西村秀樹 ダラーラF302/3S-GE 45 - 30.934 10 8 横溝直輝 ダラーラF302/3S-GE 45 - 31.414 -----------------------以上完走-------------------------- 18 中村裕史 ダラーラF302/3S-GE 27 - 18Laps 2 長屋宏和 ダラーラF302/MF204B 24 - 21Laps 64 佐藤晋也 ダラーラF302/MF204B 1 - 44Laps --------------------------------------------------------- Fastest Lap #7 P.モンティン 0'52.334 4/45 140.673km/h ※5周回(31~34周)セーフティカー導入