PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012 第9戦 (鈴鹿) 公式予選

プレスインフォメーション 2012年10月05日

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第9戦 公式予選を、2012年10月5日(金) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:26℃ 路面温度:32℃(スタート時)

年間12戦で組まれたPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の2012シーズンも、いよいよ最終局面に突入した。その第9戦-10戦の舞台となるのは鈴鹿サーキット。F1のサポートレースという特別なイベントだ。
鈴鹿サーキットはF1パイロットに「ドライビングテクニックが試される」とまで言わしめるテクニカルコースで、ここでの勝利は格別なものとなる。サーキット内はF1開催とあってお祭りのような雰囲気に包まれているが、PCCJのパイロットたちは緊張感に包まれつつも、いつも以上に闘志をみなぎらせている。
特にタイトル争いの渦中にあるチャンピオンクラスの♯14 平川亮と♯22 Michael GREEN、ジェントルマンクラスの♯19 永井宏明と♯16 横幕ゆぅは、その思いも一塩だろう。♯14 平川と♯22 Michaelのポイント差は39点、♯19 永井と♯16 横幕は33点と、今大会の結果によってはチャンピオンが決定する。特別なレースだからこそ、この地でタイトルを決めたい♯14 平川と♯19 永井、最終戦を前にタイトルを決めさせるわけにはいかない♯22 Michaelと♯16 横幕、それぞれの意地がぶつかりあう。当然、他のパイロットたちにとっても特別な戦いであることに変わりはなく、パドックの緊張感も一際高い。

PCCJの鈴鹿ラウンドは、10月5日(金)正午から行われた30分間のフリープラクティスで幕を明けた。先頭でコースへと飛び出したのは、昨年の鈴鹿・第10戦で総合2位表彰台を獲得している♯16 横幕。1周目のアタックで早々に2分09秒951のトップタイムをマークする。その後はなかなか10秒を切るパイロットが現れなかったが、20分が経過すると♯14 平川が2分09秒141でトップに立つ。以下、上位グループは♯22 Michael、♯11 山路慎一、♯90 Igor SUSHKO、♯32 飯田太陽で、この6名までが10秒台という結果だった。

公式予選がスタートしたのは、空気の澄んだ秋空に夕陽が眩しく浮かんだ16時45分。スポット参戦の2台を含む18台がコースインしていく。最初に2分10秒台に入れてきたのが♯15 神取彦一郎、♯19 永井、♯16 横幕の3名。その後、♯14 平川が2分09秒をマークしてトップに立つと、翌周には2分08秒968へとタイムを更新。♯14 平川はその後もアタックを続けるが、結果としてはこれがポールタイムとなった。
「これはちょっと失敗してのタイム。今大会の結果でタイトルが決まるというのは、特に意識してないです。ただ、F1のサポートレースという部分では、やはり特別なラウンドですね」目標はF1と
公言するだけに♯14 平川のモチベーションはいつも以上に高いようだ。
2分09秒611で2番手を獲得した♯11 山路は、「残念ながら予想通りの2位(笑)。平川君は速かった。開幕の時から、確実に成長している」と話す。
チャンピオンクラスのタイトルを争う♯22 Michaelは、2分10秒088で4番手。「1年ぶりの鈴鹿でこの順位はまあまあ。タイトルを狙うには厳しい差があるけど、とにかく明日の結果を見ないとね」

一方、ジェントルマンクラスでは、フレッシュタイヤを2セット投入した♯16 横幕が総合3番手に入りクラストップ、ポイントリーダーの♯19 永井は5番手に留まった。
「タイトルの可能性を残すためには、日曜日(第10戦)のグリッドも考えなくちゃいけない。そのためには、明日(第9戦)の決勝で速いタイムを出す必要があり、クリアラップがとりやすい前のグリッドを獲得したかった。タイヤは2セット使ってしまったけど、結果としては良かった」と♯16 横幕。
翌日の決勝のためにフレッシュタイヤを温存した♯19 永井とは別の戦略を採ったわけだが、果たしてどちらが正解なのか……。

注目の第9戦決勝レースは10月6日(土)、F1公式予選後の15時40分にスタートする。

■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE 2’08.968
2 11 山路 慎一 C Excellence M.S. 2’09.611
3 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION 2’10.058
4 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON 2’10.088
5 19 永井 宏明 G ナインレーシング 2’10.203
6 7 林 久盛 C Yunbo DIRECTION 2’10.280
7 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス 2’10.475
8 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア 2’10.629
9 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ 2’10.951
10 5 高見沢 一吉 C 高見沢整骨院OSSOポルシェ 2’11.031
11 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 2’11.255
12 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティア 2’11.329
13 58 鈴木 優 SPOT データスケープ KTR 2’11.917
14 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 2’11.968
15 31 眞野 壮一郎 SPOT コウセイカイ ディレクション 2’12.686
16 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 2’12.710
17 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION 2’13.047
18 29 中川 国敏 G Adelcars GT3Cup 2’22.824

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



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