Japan Touring Car Championship

JTCC Rd6 決勝レポート


 朝のフリー走行の途中から、予報より早く雨が降り出した鈴鹿。ここでも、
#39竹内浩典が52.933のベストタイムをマーク。
 2番手には、#37関谷正徳が53.445でつけた。3番手は、#36ケルヴィン・バ
ートが53.564のタイムでつけた。


 決勝レースは、ウエットコンディションで、フリー走行を挟み予定より遅れ
てのスタートとなった。各車ライトオンでグリッドにつく。
 ポールポジションから#39竹内がスタートを切るが、2番手の#38立川は出遅
れ、#36バートが好スタートを見せた。3位争いは、#38立川と#37関谷のサイド
byサイドの戦いになるが、S字で2台は接触し、#37関谷がスピンし、大きく遅
れる。#36バートもダンロップコーナーでスピンし、遅れる。
 1周目は、#39竹内、#38立川、#19金石、#24土屋武士、#11中谷明彦、#25土
屋圭市、#68ルベン・デルフラーのオーダー。
 2周目には#19金石が1コーナーで#38立川をとらえ、2位に浮上。 
 3周目には、トップ#39竹内の背後に迫り、4周目には1コーナーで#19金石
がトップに立つ。3周目の逆バンクで#11中谷がコースアウトし、ピットイン。
 #36バートは後方から追い上げ、12周目には#39竹内をとらえ、2位まで挽回。
  #37関谷も、後方から着実にポジションを上げてきていた。19周目には、#24
土屋武士をかわし、5位までポジションを上げた。

 トップ#19金石に0.4秒差に26周目に迫った#36バートだったが、27周目の逆バ
ンクでコースアウト。さらに、ほぼ同じタイミングで、1コーナーで#25土屋圭
市もグラベルにマシンを止めた。これにより、コース上に残るのは6台のマシン
となってしまった。
 雨の降り方もひどくなる一方で、トップ#19金石もペースダウン。2番手には
#39竹内、3番手には立川、4番手には関谷というオーダーになる。
 33周目、2番手には#39立川が浮上。#39竹内はペースが上がらない。
 終盤、#37関谷が追い上げるが、#39竹内には届かず。

 #19金石が今季2勝目をあげた。
 #38立川、#39竹内とセルモの2台が表彰台に上がった。
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暫定結果

#19 金石勝智  ウエッズスポーツエクシヴ 41'40.522
#38 立川祐路  デンソーセルモチェイサー    16.118
#39 竹内浩典  デンソーセルモチェイサー    20.962
#37 関谷正徳 ESSO TOM'S チェイサー       22.530
#24 土屋武士  ADVAN エクシヴ             50.262
#68 R.DERFLER DoCoMo Exiv                 56.212

#36 K.BURT    ZENT TOM'S チェイサー       15Laps
#25 土屋圭市  ADVAN  チェイサー           15Laps
#11 中谷明彦  TRAMPIO Zippo Exiv          35Laps

FL:#37 関谷正徳 57.315(L3)

(正式結果は後ほど掲載される予定です)

***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***



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