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JRC第4戦MSCC東京ラリー SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

2006全日本ラリー選手権 第4戦 「MSCC東京ラリー2006」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2006年6月2日-4日 ■開催場所:福島県 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇SUBARUラリーチームジャパンの勝田範彦が3位入賞!

全9戦が組まれた今シーズンの全日本ラリー。第3戦のひえつきが中止となり今回第4戦がシリーズ3戦目となるが、シリーズ後半戦を見据えた戦いになることが予想された。 開幕2連勝を遂げて波に乗るSUBARUラリーチームジャパンの勝田範彦、今回のグラベルから巻き返しを図りたいチャンピオン奴田原文雄。この二人の戦いにライバルたちがどのように絡んでいくかが注目された。

ラリーの舞台は、福島県の棚倉町周辺に用意されたグラベル林道ステージ14本。初日のレグ1は8SS、二日目のレグ2には6SSが設けられていた。 ラリーは、序盤SS1&2と奴田原が連続ベストでリードする。勝田は奴田原の3.2秒落ち、0.8秒落ちと2番手をキープする。だがSS3で勝田は、ベストタイムの石田正史ランサーから11秒も遅れをとってしまい、3番手に順位を落とす。以降レグ1は勝田のタイムが思うように伸びず、5位スタートから追い上げてきた田口幸宏ランサーに逆転を許してしまい、レグ1を終えた時点で総合4番手。だが3番手の田口とは1.1秒差。2番手石田雅之ランサーとは13.3秒差。目標の3位以内はもちろん。2位も十分射程距離内にあった。

明けてレグ2。勝田は最初のSS9で、奴田原を3.4秒ちぎるベストタイムをマーク。まずは田口を逆転して3番手に浮上した。続くSS10と11は、インプレッサを駆る炭山裕矢が連続奪取。勝田は奴田原と同秒の2番手タイム。石田雅之には2.2秒差をつけ石田との差は5.4秒。さらにSS12では勝田はこの日2度目のベストタイムをたたき出し、石田との差を3.7秒にまで縮めた。 サービスをはさみ、残すは2SS5.16kmのみ。逆転を賭けてスタートした勝田だったが、逆にSS13は石田にベストタイムをマークされ、その差を4.3秒に広げられてしまった。

そして残すは最終SSの2.40km。もう勝負は決まったようなもの。最終SS14は炭山裕矢が再び気を吐いてベストタイムをマーク。勝田は炭山に続く2番手タイム。石田は勝田の1.1秒落ちながら2位を死守。勝田は目標の最低ラインだった3位を得ることとなった。 次戦・京都ラウンドは得意のターマック。勝田の3勝目に期待したい。

■Race Results
Pos Cl-Pos. Driver/Co Driver Car Time/Diff
1. JN4-1 奴田原文雄/林 哲 ADVAN-PIAAランサー 1:11:25.3
2. JN4-2 石田雅之/清田恵次 C-ONE POTENZA LANCER +20.6
3. JN4-3 勝田範彦/北田 稔 SUBARUラリーチームジャパン・インプレッサ +23.8
4. JN4-4 田口幸宏/佐藤忠宜 アドバンPIAA・KYBランサー +38.1
5. JN4-5 石田正史/宮城孝仁 DLテイン マルシェ ランサー +42.6
6. JN4-6 星野 博/渡辺孝次 クスコ・ポテンザ・CMSC・OZ・ランサー +1:26.3
7. JN4-7 大庭誠介/高橋 巧 REPSOL-ADVAN ランサー +1:44.4
8. JN4-8 岩下英一/草加浩平 オクヤマランサーEV08 +2:03.5
9. JN4-9 堀田 信/浦野昭美 DLオサムBRIGランサー +2:12.0
10. JN4-10 飯泉忠男/石田裕一 クスコポテンザCMSCランサー +2:26.6
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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