全日本GT選手権

JGTC第1戦/SUBARU WRC エクスプレス

2003全日本GT選手権 第1戦
GT選手権レース in TI
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■開催月日:2003年3月29-30日
■開催場所:TIサーキット英田
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ
    10位完走で貴重な1ポイントを獲得

岡山のTIサーキット英田で開幕を迎えた全日本GT選手権(JGTC)。
クスコレーシングチームは、今年の車両規定に合致したNewインプレッサを投入し
た。カラーリングは、昨年までのホワイトベースから一部カーボン地むきだしのブ
ラックとなり、中身もデフとギヤボックスを一体化するなどマシン性能の向上を図っ
ている。

3月29日に行われた予選。朝の予選1回目は、1分33秒135のタイムをマークして
GT300クラス5位というポジションを得たが、給油中の作業がペナルティの対象
となりベストラップを抹消され1分33秒715で12位となってしまった。午後の予選
2回目は、路面温度が上がりタイムアップが難しい状態だったが、1分33秒673とわ
ずかに縮め、予選10位へポジションを上げた。

この日の午後、クスコレーシングチームの加勢裕二代表が病気のために逝去。同チー
ムは喪章をつけ、入賞を目指して決勝レースに臨んだ。

5万5000人ものファンが詰め掛けた82周の決勝レースは、14時にローリン
グラップが始まった。スタートドライバーを務めた谷川は、見事なスタートダッシュ
で3台をかわして7位へ浮上。そして5台による5位グループの真ん中で上位をう
かがった。35周目にはひとつポジションを落として38周でピットイン、小林に
バトンを渡した。しかしこの際、タイヤ交換時のホイールナットがきちんと締まっ
ておらず、改めてピットインをすることに。さらにこの際にピットロードのスピー
ド違反のために、ドライブスルーペナルティを受けてしまった。これで14位まで
ポジションダウンした小林だったが、後半をていねいに走り、他車両の脱落にも助
けられ10位で1ポイントを獲得した。

■谷川達也選手
「合同テストから細かなトラブルが出ていたこともあってロングランテストができ
  ていなかったんですが、何とか最低目標の完走を果たして1点が取れました。第
  2戦以降巻き返します」

■Race Results
Pos.No.Driver                 Car Name                     Laps   Time/Diff
 1.#24 余郷 敦/浅井亮博     EndlessタイサンアドバンGT3R    77   --
 2.#26 山路慎一/西澤和之     PLUS e タイサン アドバン GT3R  77   0'05.276
 3.#31 佐々木孝太/後藤 聡   RECKLESS MR-S                  77   1'00.692
 4.#71 Guts城内/澤 圭太     シグマMR-S                     76    1Lap
 5.#2  高橋一穂/渡辺 明     リニューカー・ベルノ東海NSX    76    1Lap
 6.#3  木下みつひろ/柳田真孝 ハセミスポーツ・エンドレス・Z  76    1Lap
 7.#81 星野一樹/植松忠雄     ダイシンADVANシルビア          76    1Lap
 8.#19 青木孝行/田中 実     ウェッズスポーツMR-S           76    1Lap
 9.#5  玉中哲二/三船 剛     BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R  76    1Lap
10.#77 小林且雄/谷川達也     クスコスバルADVAN インプレッサ 75    2Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。



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