今季は新型になるクスコインプレッサ(Photo:K.Takeshita)
スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)は、全日本GT選手権において過 去2度GT300クラス優勝を遂げている(内1勝はオールスター戦)クスコレーシング チーム(オーナー:加勢裕二、監督:大溝敏夫)のサポートを強化するとを発表し た。 STIは、今までも同チームに対して、エンジン本体の貸与などの支援をしてきたが、 今季同チームが新型インプレッサを製作するのに伴い車両製作にも協力。エキゾー ストマニホールドや燃料供給システムなどの設計開発を行った。また、今後は風洞 実験などエアロダイナミクスでもサポートしていく。 搭載エンジンは、EJ20型水平対抗シングルターボエンジンで、これにはSTIが世界 ラリー選手権(WRC)で培った技術を生かし、レース用に高回転型セッティングを施 したものを投入する。エキゾーストマニホールドも、今季用WRCマシン、インプレッ サWRC2002用と同時期に開発したものを使用する。 今季のクスコインプレッサは、昨年と同様、小林且雄、谷川達也のコンビがドライ ブする。JGTCは4月14日、TIサーキット英田で開幕を迎える。