全日本GT選手権

JGTC第5戦富士/SUBARU WRC エクスプレス

全日本GT選手権 第5戦 
JAPAN SPECIAL GT CUP
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■開催月日:2002年7月27-28日
■開催場所:富士スピードウェイ
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◇混乱のレース展開の中で
   クスコスバルインプレッサが5位入賞!!

【公式予選】
27日の予選1回目はお昼から。気温も湿度も高く、車両にもタイヤにも厳しい条件
となった。谷川達也がアタックを担当したが、1.5kmにもおよぶストレートを持つ
富士では思うようにタイムが伸びず、GT300トップから1秒3遅れの1分33秒970のタ
イムで12位にとどまった。午後の予選2回目、谷川は、ブレーキングとコーナリン
グスピードで勝るインプレッサの良さを引き出しながらアタックして、1分33秒809
までタイムを詰めて、7番目のポジションに。1回目、2回目の総合でポジションは
10位となった。

【決勝】
28日の決勝レースは、午後3時過ぎに57周のスタートが切られた。谷川は直後の混
乱を巧みに利用して、1周目は8番手にポジションを上げ、さらに前を狙った。とこ
ろが2周目の300Rで後続マシンが激しくクラッシュしてSCが導入。5周終了時に再ス
タートが切られると、ストレートスピードに勝る車両にかわされいったん11番手ま
で順位を落とし我慢のレースとなった。10番手走行中の19周目、またもや300Rでク
ラッシュした車両があり、2回目のSC導入。このタイミングで各車が一斉にドライ
バー交代のためにピットへ。クスコレーシングのメカニックの迅速なピットワーク
でスピーディにコース復帰を果たした。25周終了の時点でSCがコースから去り仕切
りなおしの再スタートが切られた。GT300車両のピット作業がひと段落した26周目
には、インプレッサは6番手までポジションアップしていた。終盤には最終コーナ
ーで多重クラッシュが起き、3度目のSCが導入された。再スタートが切られると5番
手のヴィーマックはパーコレーションのためにスローダウンして、これで難なく小
林は5番手に。そしてポルシェの追撃をかわしてそのままゴールを駆け抜け、8ポイ
ントを獲得。ドライバーズポイントも5位となった。

【小林且雄選手コメント】
「無線で『足が熱い』と伝えたらピットから『お尻も熱いぞ』と言われ、初めは意
味が分からなかったんだけど、ポルシェが背後に接近してたらしい(笑)。クルマも
タイヤもペダルが熱かった以外はほぼ問題なかったです。富士はストレートが長い
から、速いクルマに抜かれてしまって悔しい。ブレーキングとコーナリングスピー
ドでは負けていないんだけどね」

◆決勝結果
Pos.Class  Machine                     Driver                    Lap
17(1)   5  EndlessタイサンアドバンGT3R 福山英朗/木下みつひろ    55
18(2)  81  ダイシンADVANシルビア       大八木信行/青木孝行      55
19(3)   3  ユニシアジェックスシルビア  山野哲也/柳田真孝        55
20(4)  31  ARTAアペックスMR-S          新田守男/高木真一        54
21(5)  16  クスコスバルインプレッサ    小林且雄/谷川達也        54
22(6)   4  910デオドライブアドバンGT3R 松田秀士/A.ウィルコック  54

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