Japanese F3

JF3:大嶋和也、来季はユーロF3にマノーモータースポーツから参戦

 トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)は22日、お台場のメガウェブで報告会を行い、その席上今季、全日本F3選手権でチャンピオンを獲得した同プログラム所属の大嶋和也が来季はユーロF3にマノーモータースポーツから参戦することが発表された。

TDPドライバー 大嶋和也:
「私にとってはGT300もF3も2年目の年だったので、両方でチャンピオンを獲れて、とても嬉しい。F3もGT300でも、良いチームでレースを戦うことが出来、自分自身としても成長出来て、勉強になった。この経験を、今後に活かして行きたい。マカオGPでは、日本のF3チャンピオンとして出場することになり、当然優勝を狙って行ったが、結果的には3位となった。しかし、チームとしては1位と3位が取れたし、良いレースが戦えたと思っている。来年もう一度チャレンジするチャンスがあると思うので、来年こそは表彰台の頂点を狙いたい。また、来年はF3ユーロシリーズに、マノー・モータースポーツというトップチームから参戦することになったが、当然1年目からチャンピオンを狙いたいと思っているし、日本のチャンピオンとして恥ずかしくない走りを見せたい。初めての欧州ということで、不安もある。先輩が非常にいい結果を残しているので、それを越えるのは簡単なことではないと思うが、なんとか先輩よりもいい結果を残し、日本に帰ってくるときには、F1に乗れるように頑張りたいと思うので、応援をよろしくお願いします」
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 主査 林博美:
「皆様のご声援もあり、今年はTDPから念願のF1ドライバー輩出という素晴らしい結果を達成することが出来た。彼らは一人一人が厳しい戦いの中で成長を遂げてくれたが、来年は更に高いところで活躍して、最終的な目標へ向けて頑張って貰いたい。大嶋君はゴーカート時代から見ており、とても素晴らしい才能を持ったドライバーだが、精神的にも本当に成長した。大嶋君は来年F3ユーロシリーズに参戦することとなり、彼は技術的には何も問題はないと思うが、それだけでは勝てない厳しいシリーズだ。環境や言葉など、色々な面で苦労もするだろうが、そんな中でも、自分の持っている力を100%出せるように頑張って、来年良い結果を持ち帰ってくれることを願っている。」

Text: トヨタ自動車株式会社TDPレポートより全日本F3選手権関連部分を抜粋



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