Japanese F3

JF3_Rd.5:もてぎF3決勝レポート

    3人目の勝者は松田!異次元の走りでウエットレースを制す!

 レインコンディションのため決勝前に10分間、コース確認のためのフリー走
行が行われた。ここでのトップは#5高木真一(2'01.352)。以下#64松田次生、
#7舘信吾、#25長島正興、#1ダンブレック、#4ヴィルタネン、#2加藤寛
規と続く。
 スタート時刻の繰り下げられた決勝は11時45分にフォーメイション開始。
 タイヤは全車レインを装着。

 スタートで飛び出したのはPP#1ダンブレック。フロントロー#77伊藤はス
タートをミス。
 序盤は#1ダンブレックが#2加藤、#7舘、#5高木らの2位グループをジワ
ジワと引き離す形。今回も#1ダンブレックが独走に持ち込むのかと思われた。

 ところが、この頃から止んでいた雨が再び降り出し、これをきっかけに#64松
田が驚異の追い上げを敢行する。予選10位の#64松田は5周目を7位で終えると、
トップを上回るハイペースで追い上げ、6周目6位、7周目5位、8周目4位、
9周目3位、10周目2位と、毎周前車をインからアウトから攻めて次々にパス。

 そして、唯一人2分を切る異次元の走りで、あっと言う間にトップ#1ダンブ
レックの背後に迫ると、12周目にトップに躍り出て、後は後続との差をどんど
ん開いていく。
 この速さには#1ダンブレックも成す術はなく、逆に終盤は#2加藤との争い
を制して追い上げてきた#5高木から2位の座を守るのが精一杯だった。
 また、5位には予選18番手から怒濤の追い上げを見せた#38平野が入った。

レース結果(Top10)
#64 松田 次生     (J) Dallara F397/Mugen-Honda 
# 1 P.ダンブレック(GB)Dallara F398/Tom's-Toyota
# 5 高木 真一     (J) Dallara F397/Tom's-Toyota
# 2 加藤 寛規     (J) Dallara F398/Toda-Honda  
#38 平野  功      (J) Dallara F398/Torii-Toyota
# 7 舘  信吾      (J) Dallara F398/Tom's-Toyota
# 9 谷川 達也     (J) Dallara F397/Tom's-Toyota
#55 金石 年弘     (J) Dallara F398/Mugen-Honda 
#77 伊藤 大輔     (J) Dallara F397/Toda-Honda  
# 4 R.ヴィルタネン(SF)Dallara F398/Torii-Toyota


                               *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***



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