全日本F3選手権第15戦の公式予選は、#36大嶋和也(TDPトムス)と#10塚越広大(ホンダレーシング・チームリアル)
が同タイムで並ぶ接戦となった。
規定により、先にタイムを出した大嶋がここではポールとなり、大嶋はオートポリスでの第12戦、
13戦以来4戦連続でポールポジションを獲得することとなった。
第14戦の予選終了から10分のインターバルをおき、第15戦の公式予選は午前11時30分に開始された。
ここでも大嶋の速さは変わらず、始まってすぐに1分37秒659と、
前戦のポールタイムには僅かに及ばないながらもいきなり37秒台を出してきた。
しかし今回は塚越も37秒台に入ってみせ、なんと大嶋と同じ37秒659を出してきた。
二人はその後もアタックを繰り返したが、最後までベストを更新できず、同タイムのまま予選は終了した。
この場合、先にタイムを出したほうを上位にする規定となっており、かつ、3位以下のドライバーがいずれも二人のタイムを上回れなかったため、
大嶋のポールが確定。
大嶋はオートポリス戦以来4戦連続でポールからスタートすることとなった。
3番手には#37石浦宏明、4番手には#1オリバー・ジャービスがつけ、#3ロベルト・ストレイトは5番手に終わった。
第15戦決勝は明日12時55分より、21周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum