Japanese F3

JF3:第15戦,第16戦富士 カルロ・ヴァン・ダムが両戦とも連続ポールポジション!

 全日本F3選手権第15戦、第16戦は30日、富士スピードウェイで公式予選を行い、両戦ともトムスのカルロ・ヴァン・ダムがポールポジションを獲得した。ナショナルクラスも両戦とも同チームの山内英輝がクラスポールポジションを獲得した。

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 F3公式予選はフォーミュラ・ニッポンフリー走行終了後の10時45分よりスタート。一時薄日が差した上空も徐々に雲量が増し、薄暗くなってきた。

 各ドライバー、降雨を予想してか予選開始早々からタイムアタックが始まる。まずは、カルロ・ヴァン・ダム(トムス)が、1分38秒993を出しトップに立つと、国本京佑(トムス)が1分39秒081でこれを逆転。

 さらに、井口卓人(トムス)が1分38秒824でトップに立つも、今度は国本が1分30秒299で再びトップに返り咲く。しかし、ヴァン・ダムも1分38秒028でこれを逆転、指定席に収まったと思われたが、今度は国本が1分37秒923で再度トップに立った。

 セカンドベストタイムも睨み各ドライバーが精力的にアタックを行いトップが目まぐるしく変わるなか、ついにヴァン・ダムが1分37秒763で国本を突き放し、三度トップに躍り出た。

 そして、予選開始15分過ぎ、ついに上空から小雨が落ちてきた。タイムアタックもここまで。予選終了10分以上を残して事実上ヴァン・ダムのポールポジションがこの時点で決定した。

 雨は止むことなく予選は終了。結局、第15戦、第16戦ともトップはヴァン・ダム、2位国本、3位井口といつもの見慣れた結果となった。

 ナショナルクラスは山内英輝(トムス)が開始直後から予選をリード。1分39秒222とクラス2位以下を1秒近く離し、第16戦のクラスポールポジションを獲得。セカンドベストで決まる第15戦に至っては、全日本選手権クラス最下位の嵯峨宏紀(ルボーセ)を上回るタイムでのクラスポールポジションとなった。

 第15戦は本日16時より15周で、第16戦は明日31日10時20分より21周での決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum



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