全日本F3選手権第14戦は24日、スポーツランドSUGOで公式予選を行いCクラスは山内英輝(ハナシマ)が、Nクラスはが千代勝正(NDDP)ポールポジションを獲得した。
第14戦公式予選は11時45分から10分間。SUGO上空には雲が増えてきたが、日差しも強くなりさわやかな気候となってきた。
予選は大混乱。各マシンまだ本格アタックを始めていなかった開始6分あたり、蒲生尚弥(トムス)がS字でコースアウト。このためマシン回収のため赤旗が提示され予選は中断されることとなった。
予選は12時3分から残り3分間で再開され、各マシン1ラップでのタイムアタックとなる。
ここでトップタイムを記録したのは今大会からレースアニメのカピタがスポンサーに付いたCクラスの山内英輝(ハナシマ)。1分15秒300を叩き出しポールポジションを決めた。2位には安田裕信(スリーボンド)が、3位はリチャード・ブラッドレー(トムス)が入った。
安田とチャンピオンシップを争っている関口雄飛(B-MAX)は、なんと総合11位、Cクラス5位と下位に沈んでしまった。
Nクラスは再開後、野尻智紀(HFDP)がトップに立ったが、これを千代勝正(NDDP)が1分16秒600で逆転しクラスポールポジションを決めた。クラス2位には野尻が、同3位には中山雄一(トムス)が入った。
第14戦決勝は本日24日、15時25分より14周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum