Japanese F3

JF3:第14戦決勝記者会見 各クラス上位3名のコメント

■Cクラス
優勝 山内英輝(ハナシマ)
f3_r14_r_pc_yamauchi  「今日はスタートで上手くトップを守ることが出来て、その後は、明日の第16戦決勝のスタート順位が決まるレースでもあったので、特に最初の3~4周は本気でプッシュしたのですが、それでもファステストを(関口雄飛選手に)獲られてしまったのが、凄く悔しいです。レースは、今回は後ろとの間合いを見ながら走っていたんですが、後半は後ろが全然ついて来れなかったようなので、最後はそれに合わせて走っていました。そのあたりのコントロールは今回出来ていたと思います。今週末、僕が3勝した上で安田選手、関口選手がポイントを落とさないと厳しい状況だったことは分かっていたのですが、それは今までのレースで自分がポイントを落としていたせいなので、それは仕方ないと思っています。今回2連勝できたので、3連勝、4連勝できるように集中したいと思います」
決勝2位 安田裕信(スリーボンド)
f3_r14_r_pc_yasuda  「昨日から予選まで不調で速さはなかったんですが、レースはうまくまとめられて最低2位という自分たちのチームの目標は達成できました。ベストラップが4番手でした。今日はスタートをミスったんですが、スタートですごく順位が変わるので、あしたはスタートに集中して最後2戦は精いっぱいがんばりたいと思います。このレースは最終戦のグリッドということで、ぼくの場合はピットインとかできないので、ニュータイヤで行って前半タイヤのおいしいときに付いてタイムを出せないので、1周目、2周目でわざと引き離して、3周目にベストを狙ったんですが、トップとはコンマ3くらい遅くて、ポールは取れませんでした。その後はリチャード選手のペースが遅かったので、余裕はあったんですが、抜きにいって当たるのも恐いし、様子をうかがいながら走りました。あしたはスタートしてみないと分からないですが、スリーボンドが10年間やってきてチャンピオン争いができているということで、チーム状態も良くなってきているので、チャンピオンシップを考えながら走りたいと思います」
決勝3位 関口雄飛(B-MAX)
f3_r14_r_pc_sekiguchi  「予選が11位だったのでファステストを取って、2レース目にかけ、今日のレースは捨てようと思っていました。新品タイヤでみんないくとは予想していなかったので、ラスト5周でピットインして新品に替えて、レースを捨ててポール取ろうと思ったんですが、中古でスタートして序盤けっこういいペースで、追い上げて、4、5周目あたりにクリアになったので、プッシュして、その周、例ボーコーナーでニュートラルに入ってしまったのにベストラップが取れて、ええ? これで取れたのと思って次の周もう1周いったら、もうタイヤが終わっていてタイムが出ませんでした。トムスの外国人も消えてしまって、ピットに帰る理由も亡くなりました。もう2レースしかなく、ここから挽回するのは厳しくて、最初の予選時点でもう厳しいのは分かっていたので、あしたは2レースともポールスタートだし、2連勝を決めて気持ちよく終われればいいかなと思います」
■Nクラス
優勝 千代勝正(NDDP)
f3_r14_r_pc_chiyo  「ポールからスタートがうまく決まって1コーナーに入ったんですが、Cクラスのマシュー選手がアウトから並ぶ感じで、無理してもしかたがないので抜かれてしまいました。ペースは自分の方が速かったので、前半飛ばして第16戦のポールを取りたかったのですが、10周くらい引っかかっていて、マシュー選手がペナルティでピットインしたので、その後は、プッシュしてタイムを縮め、グリッドをいい位置に着けたかったんですが、タイヤのおいしいところでアタックできなかったので、17秒0しか出せなくて、日曜日は4番手ですし、あしたのことを考えるとまだまだ安心できないなという気持ちです。もう2レースしかないのであしたも野尻選手が前の方にいっているので、レースで勝つしかないですね。決勝のクルマは良かったので、この調子であしたもがんばりたいと思います」
決勝2位 中山雄一(トムス)
f3_r14_r_pc_nakayama  「スタートはCクラスをはさんで3番手で、野尻選手をパスすることができて、1周目はペースが良かったので、千代選手に絡めるかなと思ったんですけど、そこまではいけませんでした。予選から路面が変わってタイムが全然出なくなって、タイヤがいいところで全然タイムが出なくて、後半は千代選手に置いて行かれてしまったんですが、そこまで悪くなかったので、あしたもいい結果を残したいと思います。あしたは野尻選手の前でゴールしないことにはポイントも縮まらないし抜くこともできないので、あしたのレースは2つともいい結果を残せるようにそれだけ考えて行こうと思っています」
決勝3位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r14_r_pc_thompson  「いいレースでした。スタートも5位から始まって3位というのは、満足しています。今日の段階でチャンピオンの可能性はなくなりましたが、岡山の段階で、また前回の鈴鹿のキャンセルもあって、チャンピオンシップを取るということはないだろうと思っていました。自分のできることをするだけです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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