Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ決勝 カルロ・ヴァン・ダムが今季6勝目で年間チャンピオンに王手!

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 全日本F3選手権第13戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、スタートでトップに立ったカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)がそのまま逃げ切り今季6勝目を飾った。ナショナルクラスもスタートで前に出たアレキサンドラ・インペラトーリが逃げ切り今季4勝目を飾った。

 フォーミュラニッポンQ3終了間際にぱらぱらと降った雨も上がり気温も下がり気味となった15時35分、全日本F3第13戦決勝のフォーメーションラップが始まる。各車1周を回ってグリッドにロックオン。

 スタートを制したのは予選2位のカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)。決して悪くないスタートを切ったポールポジションの国本京佑(TOM'S)のイン側からするすると前に出、1コーナーでホールショットを奪った。2位には国本、3位に井口卓人(TOM'S)、4位に中山友貴(Real)、5位に山本尚貴(Real)、6位にケイ・コッツォリーノ(NOW)と続く。

 レース中盤まではトップ、ヴァン・ダムと2位国本は1秒程度の差。しかしその後、国本との差を徐々に開き始め10周過ぎには2秒差まで広がった。ヴァン・ダムは、13周目にはこのレースのファステストラップも叩き出し、終わってみれば規定周回の14周を走って2位との差を3秒6まで広げて磐石の今季6勝目を飾った。2位には国本が3位は井口が入り、いつもの見慣れたトムス1-2-3という結果となった。4位以降もスタート順のままで4位に中山、5位に山本、6位にコッツォリーノと退屈なレースになってしまった。

 ナショナルクラスは、またしても予選クラストップタイムの山内英輝(TOM'S)が同クラス2位のアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)にかわされ、結局このままの順位でゴールを迎えることとなった。クラス優勝はインペラトーリ、2位に山内、3位には松下昌揮が入った。

 優勝のヴァン・ダムは2位以下との選手権ポイントをさらに広げ、明日にも年間チャンピオンの決まる可能性が高くなった。明日の第14戦は、14時20分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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