Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ決勝 #36中山独走優勝で2013年ドライバーズチャンピオンに。Nクラスは#38パユング優勝でタイトルは次戦に持ち越し

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全日本F3選手権第11戦の決勝は、#36中山雄一(トムス)が今季9勝目を挙げ、ランキング2位の#37勝田貴元(トムス)が6位に終わったため、2大会4戦を残して早々と2013年のドライバーズチャンピオンを獲得した。
一方Nクラスは#38ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が優勝し、#23高星明誠(NDDP)が2位に終わったことにより、タイトルの行方は次のSUGOラウンドに持ち越しとなった。
(天候:晴れ>雨 コース:ドライ)

第11戦決勝は午後1時25分にフォーメーション開始。
ポールシッターの中山がホールショットを奪ったのに対し、2番手グリッドの勝田はスタートに失敗、一気に6位に後退してしまう。
中山に続いて1コーナーに飛び込んだのは#2野尻智紀(戸田レーシング)だったが、この周の5コーナーで#50千代勝正(B-MAX)が野尻のインに飛び込んで2位に浮上する。

しかし中山はじりじりと千代との差を広げていき、レースが折り返し点を迎えた10周目にはその差を3.7秒とし、最後には5.300秒までリードを広げて20周を走り切り、今季9勝目を挙げた。
2位は千代、3位には野尻が入り、ランキング2位の勝田は6位に終わったため、PP+ファステストラップで優勝の中山が122pt、勝田は67ptとなったため、残るSUGO、富士の2大会の結果を待たずして中山が2013年のドライバーズチャンピオンを獲得した。

一方Nクラスはスタートで#38パユングがトップに立ち、#23高星は3番手に後退。
高星は2位に浮上した#6小泉洋史(ハナシマ)を3周目の1コーナーで下して2位に浮上するが、パユングは着々と高星との差を広げていき、9.449秒のリードを築き上げて今季2勝目を獲得。
あと1ポイント差でタイトルを獲得できた高星だったが、逆にポイント差を縮められる結果に終わったため、Nクラスのタイトル決定は次のSUGO大会に持ち越しとなった。
またクラス3位には#6小泉が入った。

なお、第10戦決勝でクラッシュした#62小河諒(ル・ボーセ)はクルマの修復ができず、このレースへの出走を断念している。

次戦はスポーツランドSUGOでの第12&13戦。
9月28-29日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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