Japanese F3

JF3:第10戦もてぎ決勝 #36中山、#23高星共に独走優勝でタイトルに王手をかける

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全日本F3選手権第10戦の決勝が8月3日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#36中山雄一(トムス)が独走で今季8勝目を上げた。
Nクラスも#23高星明誠(NDDP)が勝ち、ともに明日の決勝結果如何で早々とタイトルを獲得する可能性が出てきた。
(天候:晴れ コース:ドライ)

決勝レースは午後3時50分より14周で行われた。
ホールショットを決めたのはポールの中山。予選3番手の#50千代勝正(B-MAX)が2番手に浮上し、予選2番手の#2野尻智紀(戸田レーシング)が3番手に後退した。

序盤から一気に後続を突き放しに掛かった中山だったが、2周目の90度コーナーでNクラス2位の#62小河諒(ル・ボーセ)と同3位の#38ナニン・インドラ・パユーングが接触、スピン状態に陥った小河に#6小泉洋史(ハナシマ)が巻き込まれる形でクラッシュしてしまい、小河、小泉の2台がコース上にストップしたため、セーフティーカーが導入されることになった。

SCランは5周目まで続き、6周目からリスタート。
ここで2位の千代は中山のスリップに上手くつくことが出来ず、中山がトップのまま1コーナーへ。
結局中山は一度もトップの座を明け渡すこと無く14周を走り切り、今季8勝目を挙げるとともにファステストラップも樹立、ポールポジションのポイントも合わせて12ポイントを獲得。
ランキング2位の#37勝田貴元がミッショントラブルなどもあって6位に終わったため、44ポイントの大差を付けることになった。
これにより明日の第11戦決勝で中山が勝田に4ポイント以上の差を付ければ、4レースを残して中山がドライバーズタイトルを獲得することになる。
また、チームタイトル、エンジンチューナータイトルはこのレースでいずれもトムスが獲得した。

Nクラスも、当初2位につけていた#38パユングが小河との接触によりドライブスルーペナルティを受けたため、トップの高星が独走で逃げ切る結果に。
こちらも12ポイントを加算してパユングとの差を47ポイントとし、明日の決勝で1ポイント差を付ければクラスチャンピオンが決まる。

第11戦決勝は明日の午後1時25分より20周で行われる。

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Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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