Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選 コースレコード続出の中、#36中山がPP獲得!

4月13日、鈴鹿サーキットで行われた2013全日本F3選手権第1戦の公式予選は#36中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が1'52.032のコースレコードを樹立してポールポジションを獲得したほか、上位3台が従来のコースレコードを上回る好タイムを記録した。

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全日本F3選手権は今シーズンから世界に先駆けて新たなエンジン規定が採用された。(ユーロF3では来シーズンから導入予定)
排気量は2000ccまでと変わらないものの、直噴化され、量産ブロックの仕様義務が無くなり、エアリストリクター径も28mmと従来より2mm拡大されている。
これにより大幅なパワーアップが見込まれ、ラップタイムの向上が期待できる状況となった。
事実開幕前に行われた合同テストでも1分51秒台の驚異的なタイムが出ており、今週末も好タイムが大いに期待された。

そして実際に午前10時20分から行われた公式予選では、計測2周で中山が1'52.032を記録、#37勝田貴元も1'52.179で続き、トムスがフロントローをしめる結果に。
しかし勝田はこのタイムを出した直後に逆バンクでコースオフ、グラベルに捕まってしまう。
更にその先のデグナーでは#30DRAGONも飛び出しており、この2台を回収するために赤旗が提示され、予選は中断されてしまった。
結局、走行は再開されたものの残り時間は3分間と短く、各ドライバーともタイムアップを果たせぬまま予選は終了、中山がポールポジションを獲得。昨年終盤からの連勝記録を6に伸ばす可能性が大いに高まった。
またNクラスは今季FCJよりステップアップを果たした#23高星明誠が1'55.480でトップだった。

第1戦決勝はこのあと午後3時20分より12周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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