Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選 #20トンプソンがスリック投入で技ありのPP奪取!#4平川の連続PP記録は5でストップ

富士スピードウェイで開催されている全日本F3選手権第6戦の公式予選は第5戦に続いてウェット宣言の下で10分間の走行を行ったが、ここでスリックタイヤの豆乳に踏み切った#20ギャリー・トンプソン(KCMG)がチェッカー直後に1'48.387を叩き出し、Nクラスながら見事ポールポジションを獲得してみせた。
これにより#4平川亮(広島トヨペットF312)の連続ポール記録は5でストップすることになった。

f3_r06_q_20 f3_r06_q_4 f3_r06_q_1

第5戦の公式予選終了から10分間のインターバルをおき、第6戦の公式予選は午後8時20分より10分間で行われた。
ここでも「ウェット宣言」は出され、殆どのドライバーがウェットタイヤを装着してコースイン、当初は第5戦と同じく#4平川がトップのまま周回を重ねる毎にタイムを上げ、それに#36中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)と#7平峰一貴(HFDP RACING F307)が続く展開に。更に#23佐々木大樹(S Road NDDP F3)も時折上位に食い込み、CクラスNクラスほぼ互角のタイムアタック合戦が展開されてチェッカーを迎えることに。
いずれもタイムは1粉48秒台前半から1粉49秒台前半の接戦だ。

ところがここで#20トンプソンがいきなり1分48秒387を叩き出して一気にトップに躍り出た。
他のドライバーが第5戦同様にウェットタイヤを選択したのに対し、トンプソンはスリックを選択。
10分間という短いセッションの中で見事にギャンブルを的中させた格好だ。
ここまで5連続ポールの#4平川は2番手に終わり、終盤追い上げを見せた#1山内英輝(B-MAX・F312)が3番手に食い込んだ。

第6戦決勝は明日午前10時10分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース